過去ログ - 【SideM】伊勢谷四季「百物語をするっす!」
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10: ◆q2oAjQREXs[saga]
2014/09/16(火) 03:11:16.47 ID:s9qq+JqT0
これはオレがまだ小学生の時の話っす

オレって実はちっちゃいころから歌が好きで、よく学校帰りに歌いながら歩いてたりしたんすよ

よく歌ってたのは好きなアニメの歌とかだったんすけど、たまーに音楽の授業で習った童謡とかも歌ってて
結構大きい声で歌ってたんで、今思えばご近所迷惑だったかもしれないっすねー

まあ、子供のやることだったんで、周りの大人も見逃してくれてたのかもしれないっす

とまあ、そんな感じでいつものように歌いながら帰ってたある日
いきなり知らないおばあちゃんに話しかけられたんすよ

「おうた、じょうずなんだねえ。よかったら、もっと聴かせてくれないかい?」

…って

まあ、そんなこと言われて悪い気はしないっすよね

オレもなんか嬉しくなって、しばらくそのおばあちゃんに歌を歌ってあげたんすよ

場所は、そのおばあちゃんの家の庭っす
おばあちゃんはアニソンよりも古い童謡の方が好きだったらしくて、そっちを中心に

そうやって何曲か歌い終わったところでおばあちゃんを見たら、なんと泣いてるんすよ
といっても悲しくて泣いてるとか、そういう風じゃなかったんすけどね

いきなり泣き出すもんだからオレがハイパーあわててると、おばあちゃんにっこり笑って言ったんす

「ごめんねいきなり。実はきみ、おばあちゃんの孫によく似てるよの」


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