過去ログ - 傭兵「この世でお前が一番大事」僧侶「じゃありま……えっ?」
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1: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/09/17(水) 01:59:56.67 ID:+2GrLTUD0
傭兵「この世で金が一番大事」僧侶「じゃありません」の外伝です。
傭兵と僧侶のイチャコラがメインになります。

前スレは以下
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2: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/09/17(水) 02:04:27.52 ID:+2GrLTUD0

* * *

 駐屯地にお呼ばれしました。

以下略



3: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/09/17(水) 02:04:58.10 ID:+2GrLTUD0

 新生プランクィは傭兵さんの活躍と州総督の権力、騎士さんの根回しによって、今度こそ国として認められました。しかしその形態はあくまで都市国家。国際社会での立ち位置こそ認められましたが、内容的には王国の属国にすぎません。
 いえ、それは別段全く構わないのです。過干渉が行われない限り、わたしたちは最大限自給自足をし、晴耕雨読の生活を続けることができるのですから。

 とはいえ「はいそうですか」と王国が言えるはずなどないのは百も承知。王国にとってこの結末は「私たちは反政府ゲリラを鎮圧することができませんでした」と公言しているに等しいのですから、面目は丸つぶれです。
以下略



4: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/09/17(水) 02:05:30.28 ID:+2GrLTUD0

 わたしが駐屯地にいるのはつまりそういう理由から。PMCに庇護を頼もうと、そういうことです。期間が休みと被ったのも意図的。会社ぐるみで守るけれども、会社として動いていないという体を作りたいのだと言われました。
 駐屯地に数日滞在し、物資の到着を待った後に王都へと向かいます。最初は無論どきどきしましたが、三回目ともなればある程度心の余裕が出てくると言うものです。

僧侶「社長はいますか?」
以下略



5: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/09/17(水) 02:06:41.53 ID:+2GrLTUD0

 いつからか将校さんはわたしと傭兵さんの間に同席することはなくなりました。もしわたしが傭兵さんの首を狙っていたらどうするつもりなのでしょうか……と考えながら、一笑に付します。あの人に勝てるわけないです。

 ノックを二回。中から返事が返ってきたことを確認し、重たい扉を一気に押し開けます。

以下略



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