過去ログ - 傭兵「この世でお前が一番大事」僧侶「じゃありま……えっ?」
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30: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/09/17(水) 02:29:10.81 ID:+2GrLTUD0

掃除婦「私はここに住まう人々の健康を気遣う立場でもありますから」

僧侶「……変な人」

掃除婦「オリジナルの魔法を用いる者は、大抵そうでございますよ」

僧侶「……わかりましたよ。寝ることにします。おやすみなさい」

掃除婦「はい。おやすみなさいませ」

僧侶「と見せかけてっ!」

掃除婦「ですよねぇ」

 脚力倍加で一気に駆け抜ける。
 掃除婦さんもそれを読んでいたらしく、わたしの行く手は兵隊さんの亡霊によって阻まれるも、追加で腕力倍加を起動。媒体である靴を吹き飛ばしながら突っ切りました。

 あんな露骨な話題逸らしでごまかされるわけがないでしょう!

 角を曲がれば傭兵さんの部屋です。掃除婦さんが通したくなかったのは、傭兵さんの部屋があるからでしょうか? それともそれは勘繰りすぎ?

 掃除婦さんはどうやらもう諦めたらしく、依然変わらぬ困った笑顔を浮かべながら、わたしに手を振っています。
 その意味がわからないまま、傭兵さんの部屋の前に差し掛かって、

僧侶「え?」

 ベッドの軋む音と女性の嬌声が聞こえました。



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