過去ログ - 安価でシークレットゲーム8
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109:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/09/25(木) 21:45:39.33 ID:mHFRbjFN0
姫川奈都希(女子15番)は溜息を吐いた。
くしゃっと髪をかき上げ、後ろを見た。
後ろでは、幼馴染の濱中薫(女子14番)が泣きじゃくっている。

「薫、ちょっと泣き止んでよ…
以下略



110:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/09/25(木) 21:47:26.85 ID:mHFRbjFN0

時間

被害者

以下略



111:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/09/25(木) 21:48:22.58 ID:mHFRbjFN0
それでもそこに居座り続けるのは、松浦亮介(男子16番)。
男子の中では、お調子者の村尾信友(男子17番)、温和で人懐こい大塚豊(男子3番)に次ぐ小柄な少年で、いつもオドオドして身を縮めている姿は、信友や豊よりも小さく見える。
クラスメイトの半分弱から“亮ちゃん”という愛称で呼ばれている亮介は、丸い瞳や鼻や口といった顔のパーツが全て小ぶりにできており、男子にしてはやや長く艶のある黒髪は、時に女子に見紛う。

亮介が音楽室に隠れているのは、馴染みがあるからだ。
以下略



112:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/09/25(木) 21:49:03.44 ID:mHFRbjFN0
加賀光留(女子3番)にすがり付いていた。

「もう、由梨ってば、ちゃんと前見なきゃ!」

光留に言われ、その子――松田由梨(女子18番)は「だってぇ…」と頬を膨らませていた。
以下略



113:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/09/25(木) 21:50:24.16 ID:mHFRbjFN0
廊下側から3列目、前から2番目――
箱の中には、使い古されたバッシュと練習着のタンクトップ。
絶対的な国家権力に誰よりも抵抗した、最初の退場者。
席の所有者は、瀬戸口北斗(男子6番)。

以下略



114: ◆WNrWKtkPz.[saga]
2014/09/25(木) 21:50:36.35 ID:3Ybenj4c0
「……取りあえず、解除条件を正直に言ってみようと思う」

「彰……正気、なの?」

俺の発言が信じられないと言わんばかりに麗佳は大きく目を見開いた。
以下略



115:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/25(木) 21:52:51.13 ID:V6PXhmNyO
1


116:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/09/25(木) 22:01:25.69 ID:edTappsv0
1


117:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/25(木) 22:02:11.41 ID:XRjPewVjo
1
荒らしは通報しといた


118: ◆WNrWKtkPz.[saga]
2014/09/25(木) 22:39:05.48 ID:3Ybenj4c0
「じゃあ、どうすればいいと思う?」

俺は麗佳に意見を求めることにした。

「私は彰に解除条件を明かして欲しくなくて、彰は御剣たちと行動したい、よね?」
以下略



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