過去ログ - 安価でシークレットゲーム8
1- 20
331:>>330 2の特殊機能のアラーム及び通知はありません ◆WNrWKtkPz.[saga]
2014/11/11(火) 19:46:46.71 ID:Id1/HSZW0
「俺たちを連れてきた連中の狙いは何だと思いますか? 俺はショーかそれに関するものだと思うんですけど」

俺はこのゲームの本質について聞くことにした。

「……どうしてそう思うの?」

「単純に俺たちを殺したいのなら、こんな回りくどいやり方はしないと思います。それに、監視カメラを建物全体に配置するということは俺たちの行動を見たい、ということじゃないですか?」

それが正しかどうかが判明したとしても、このゲームを止めることはできない。

しかし、この考えが正しいとするならば運営側は“客”に相応のエンターテイメントを提供しなければならない。

全員自殺してしまったり、ボイコットして殺し合いをしなくなれば何か特別なことが起きるかもしれない――

「確かにそうね……。お遊びにしてはお金が掛かりすぎているもの」

「もし“客”という存在がいるのであれば、見たいものは裏切りや絶望といった類だと考えられます。となると、彼らが求めているものは……」

「彰が、私を殺すこと。もしくは私が彰を殺すこと、ね――」

口を閉ざしかけていた俺の耳に入ったのは、麗佳の声だった。

仲間同士、いや恋人同士が殺し合う光景が思い浮かび、何とも言えない気持ちになる。

「……それなら、とことん運営を困らせちゃいましょう! 狭霧君と矢幡さんのラヴラヴを遠慮なく見せつけちゃいなさい!」

しんみりとした空気を吹き飛ばすかのように、陸島がそんなことをいう。

「……な、何言ってるんですか陸島さん!!」

少し時間が経って理解した麗佳が慌てふためいている。

「ん〜何を想像したのかしらね〜?」

「ななな……!!」

どんどん顔が赤くなる麗佳の姿を見て助けに入ろうかと思ったが、可愛かったのでしばらく見届けることにした。


俺たちはこのあと……

1.3階を目指す

2.2階を探索する

3.その他

>>332
>>333
>>334

>>334のコンマ下二桁によって安価を決定
 
00〜33 >>332
34〜66 >>333
67〜99 >>334


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
625Res/345.77 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice