595:名無しNIPPER
2015/02/25(水) 07:26:15.42 ID:byhrNkBo0
小さい頃からずっと一緒にいた幼馴染。
消極的な晶を、北斗はずっと手を取って引っ張ってきた。
普段ほとんど表情を変えない晶がたまに見せてくれる、ぎこちない笑顔が、大好きだった。
言葉数は少なくても、時に見せてくれる優しさが大好きだった。
今までの良い関係を壊すのが怖くて、告白する事はできなかったけれど。
「あき…ら……俺…もう…っ」
晶…ごめん…俺は、もう一緒にいられない…
俺…ずっと、ずっと、お前の事が、大好き――
バンッ
銃声が響き、北斗の股間に穴が開いた。
大好きな幼馴染に支えられた状態で、北斗の意識は途絶えた。
「貴方が悪いのよぉ、瀬戸口君v」
最後の1発を放ったアイリンの拳銃からは、硝煙が立ち昇っていた。
教室中に、悲鳴が響いた。
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