過去ログ - 【ケンイチ完結記念!】白浜「美羽さんと一線を越えられなくて困ってる」
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[saga]
2014/09/19(金) 00:02:15.78 ID:bTShXEY50
兼一「ほのか、ありがとう」
ほのか「きにしなくていいじょ……じゃなかった、いいよ。私と兄さんの仲だもん」
兼一「ははは」
スズメの魂百までと言うが、ほのかもたまに昔の様に話してしまうことが有った。兼一はそれを懐かしく思いながら兼一はふと思ったことを言った。というよりも兼一がここに来た本当の理由はこれを聞くためであった。
兼一「ほのか……お前、今幸せか?」
ほのか「うん!すっごく幸せ!」
ほのかは間髪入れずにこう言った。幼少期を思い出させるまっすぐな笑顔で
兼一(こいつはいつもそうだよな)
ほのかはまっすぐに生きている。子供の頃も今も、ナツカが腹の中に居る時も親の反対を押し切って産むと言った時もそうだ。自分の心に正直に生きてきた。そんなほのかが幸せでないわけがなかった。
ほのか「でもなんでそんなこと聞くの?お兄……じゃなかった兄さん?」
兼一「ちょっと聞いてみたかっただけさ」
ほのか「?変な兄さん」
兼一はケーキを三つ持つと、ほのかから逃げるようにこう言った。
兼一「それじゃあ、これ谷本君に渡してくる。あ、ナツカちゃん、一緒に行こう?」
ナツカ「うん!」
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