過去ログ - 穂乃果「私はあなたのものだから」
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169: ◆KZH78Pv7kI[saga sage]
2015/02/09(月) 21:54:37.69 ID:GTZ0oFmNo
あなたがどう思っているかは知らないけど、煽られたらそのままってわけにはいかないのよ、私。

だから、私が満足するまでとことん付き合ってもらうわよ。NOとは言わせない。

「で、でも、真姫ちゃん」

「いいの!決まりよ!もう!そんな辛気臭い顔しないで!これ以上そんな顔してたら怒るわよ!」

意地を無理やり通して、穂乃果を納得させる。穂乃果もびっくりした顔で、コクコクと頭をたてに振って、

「は、はいっ!え、えっと、じゃあ14日にね!」と答えた。

とはいったものの。私は、本当は穂乃果のことを独占したい。

なにより、学校でやるのは見られたときに私が恥ずかしい、……ので。

「ええ、……私の部屋、でね」

「うん。……うん?何で、真姫ちゃんの部屋?別に、学校でもいいよね?」

あ。

……あ。

「……だ、だって、それは、その、見られたら、恥ずかしいし……」

慌てて目を逸らしてつい癖で髪をいじる。

「……えへへ、真姫ちゃん、そんなこと考えてるってかわいい♪」

思わず顔が、耳まで赤くなって、まともに受け答えもできない。呼吸、出来ているかしら。

「いいよ。他でもない真姫ちゃんの頼みだもん。じゃあ、14日ね!ごちそうさま!先に教室に戻るね!」


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