過去ログ - 穂乃果「私はあなたのものだから」
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47: ◆KZH78Pv7kI[saga sage]
2014/09/28(日) 04:42:01.34 ID:VXZUDenBo
「待ってる、というのですか?」

様子がおかしいらしい私たちを察して、海未ちゃんとことりちゃんが心配してくれている

まぁ、誰だって、いきなり仲良かったのが疎遠になったら、気にするよね
以下略



48: ◆KZH78Pv7kI[saga sage]
2014/09/28(日) 04:42:28.56 ID:VXZUDenBo
「え?」

「今の穂乃果に何もできなくとも、私たちにならできることがあるはずです」

「海未ちゃん……」
以下略



49: ◆KZH78Pv7kI[saga sage]
2014/09/28(日) 04:43:16.78 ID:VXZUDenBo
どうやったらとか、考えられないよ

せっかく、幼馴染の二人が応援してくれてるのに、肝心の私は、何もする気がない

私は待ってるんじゃなくて、立ち止まってしまっただけなんだ
以下略



50: ◆KZH78Pv7kI[saga sage]
2014/09/28(日) 04:43:47.10 ID:VXZUDenBo
「案?」

「うん!あのね、ちょっと穂乃果ちゃんに協力してもらいたいことがあってぇ……」

なんだろ?
以下略



51: ◆KZH78Pv7kI[saga sage]
2014/09/28(日) 04:44:29.74 ID:VXZUDenBo
一週間って長いようで短い気がする

あれから、全然自分の中で結論はつけられてない

考えてることさえ放棄して、ただ時間が流れていくのを待っているだけ
以下略



52: ◆KZH78Pv7kI[saga sage]
2014/09/28(日) 04:45:02.21 ID:VXZUDenBo
一人で持つには大変そうだし、せっかく頼ってきてくれているわけだから、協力しないわけにはいかないわよね

「大変そうね、手伝ってあげるわよ。凛は?」

「凛ちゃんは次の授業の事前準備で先生に連れていかれちゃったの」
以下略



53: ◆KZH78Pv7kI[saga sage]
2014/09/28(日) 04:46:02.36 ID:VXZUDenBo
「ありがとう真姫ちゃん、助かったよぉ」

「気にしなくていいわ。さ、戻りましょ」

「うん」
以下略



54: ◆KZH78Pv7kI[saga sage]
2014/09/28(日) 04:53:11.62 ID:VXZUDenBo
「……花陽、先に戻ってるわね」

居ても立ってもいられなくなって、すぐにそこから離れる

「待って、私もー!」
以下略



55: ◆KZH78Pv7kI[saga sage]
2014/09/28(日) 04:53:38.69 ID:VXZUDenBo
私も、周りの視線でなおさらいられなくなって、教室に戻ろうとした

けど、花陽は私の腕を掴んで

「真姫ちゃん、行って!」
以下略



56: ◆KZH78Pv7kI[saga sage]
2014/09/28(日) 04:54:14.31 ID:VXZUDenBo
そんな私と、

本当は引きはがしたい

私の穂乃果を奪うなんて許せないっていう気持ちがせめぎあって
以下略



57: ◆KZH78Pv7kI[saga sage]
2014/09/28(日) 04:55:25.50 ID:VXZUDenBo
「で!なんで二人でそんなに仲良くしてるのよ!」

運動場までたどり着いた私は早々に穂乃果を人気のつかないところまで連れてきた

「だって、私たち幼馴染だし……」
以下略



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