過去ログ - キョン「この中に宇宙人、(略)朝倉涼子のところに行きなさい。以上」
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2014/09/21(日) 08:41:58.79 ID:YKV792LS0
サンタクロースをいつまで信じていたかなんてことはたわいもない世間話にもならないくらいのどうでもいいような話だが、
それでも俺がサンタを信じているかと言うとこれは確信をもって言えるが今でも信じている。

事実、幼稚園のクリスマスイベントにサンタが現れた。

以下略



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2014/09/21(日) 08:42:38.28 ID:YKV792LS0
俺が通うこととなった山の上にある高校の入学式も終わり、
俺は配属された一年五組の教室へ入った。

担任となった岡部という若い教師が自己紹介を終えると

以下略



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2014/09/21(日) 08:43:25.01 ID:YKV792LS0
例によって、氏名、出身中学を言い終えて、最後に、

「この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、朝倉涼子のところに行きなさい。以上」

俺は前から二番目に座っている。飛び切りな笑顔の持ち主の名を出して着席した。
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2014/09/21(日) 08:43:57.26 ID:YKV792LS0
俺の自己紹介が終わると、当然後ろの奴の番となる。

後ろに座ってた女は立ち上がり、

「東中学出身、涼宮ハルヒ」
以下略



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2014/09/21(日) 08:44:32.17 ID:YKV792LS0
何かを迷っている。そんな感じの表情を一瞬見せたが、それを振り払ったのか、咳払いを一つし、

「この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、朝倉のところではなく、あたしのところに来なさい。以上」

ハルヒは喧嘩でも売るような目つきで俺をじろりと睨むと、にこりともせずに着席した。
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2014/09/21(日) 08:45:11.12 ID:YKV792LS0
数日経ったある日のこと。後ろの席の美少女、涼宮ハルヒに話しかけた。

もちろん話題はあのことだ。

「なあ」
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2014/09/21(日) 08:45:49.70 ID:YKV792LS0
「なに?あんた朝倉の知り合いなの?」

「お前は朝倉の自己紹介を聞いていなかったのか?
 市外の中学から着て知り合いが居ないと言っていたじゃないか」

以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/09/21(日) 08:46:53.44 ID:YKV792LS0
「物わかりが悪い奴だな。これらが織りなす朝倉のカリスマ性で常に朝倉の周りには人が居るだろ?」

「カリスマかどうかは別として、人気者なのは認めてあげる」

「入学からわずか数日で人気者になれる朝倉なら、
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/09/21(日) 08:47:46.52 ID:YKV792LS0
昼飯は中学が同じで比較的仲のよかった国木田と、
たまたま席が近かった東中出身の谷口という奴と机を同じくすることにしていた。

焼き魚の切り身から小骨を細心の注意で取り除いていた国木田が口を挟んだのはその時である。

以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/09/21(日) 08:48:27.26 ID:YKV792LS0
谷口はゆで卵の輪切りを口に放り込み、もぐもぐしながら、参加してきた。

「お前の趣味は兎に角として、朝倉を選んだのはナイスチョイスだな」

口の中の物を飲み込み、
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/09/21(日) 08:48:59.90 ID:YKV792LS0
「一年の女子全員をチェックでもしたのか」

「おうよ。AからDにまでランク付けしてそのうちAランクの女子はフルネームで覚えたぜ。
 一度しかない高校生活、どうせなら楽しく過ごしたいからよ」

以下略



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