過去ログ - 【ごちうさ】ココア「インターディメンド」
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23: ◆JwZf59h8b2[saga]
2014/09/21(日) 19:30:05.11 ID:wd+iXwbq0
チッピー「ここからさらに奥の階層に進むには、チノちゃんの信頼を得ることが大切になるんだ」

チッピー「この世界を歩きまわって、ココアちゃんはココアちゃんの思ったように行動する。そしてみんなはそれをサポートする。困難も多いだろうけど、多分それで大丈夫」

チッピー「チノちゃんにひどいことしたい、とか思わないでしょ?」

ココア「当然だよ!」

チッピー「うん。なら大丈夫。きっとココアちゃんはここから先に進むことができるよ」

チッピー「ココアちゃん。ここにあるものはチノちゃんに関係したもの。そのことを忘れないで、考えて行動してね」

ココア「うん、分かったよチッピー」

 頷いたココアは頭上のチッピーに手を伸ばす。が、その手は空振った。両手で確認するように自分の頭を触り――そして、チッピーがいないことに気付く。
 いつの間にか消えたらしい。

ココア「いない……本当に不思議な世界だね」

ココア「これからどうしようかな」

 選択
 1・チノを探す
 2・これまで行った場所を詳しく探索(街or駅orロケットいずれか選択)

 選択:1

 見慣れた街のラビットハウス。その前。

ココア「チノちゃんがいないことに気づいて、ここまで来たけど」

 無人の街を歩いてやって来たのは、現実の世界と変わらぬラビットハウス。ここならばチノもいる筈。
 そう直感的に歩いてきたのだが――1つ懸念があった。

ココア「チノちゃんも街を出て行ったり……してないよね」

 あり得ないことではないと、己の心が答えているのがよく分かった。
 街の住人だけではない。あのシャロやリゼまでもが、街を去ってしまったのだ。チノが出て行った後でもおかしくはない。

ココア「考えていてもしかたないかな。よし、突撃!」

 意気揚々と、ラビットハウスのドアを開く。カランカランとベルの音。聞き慣れたそれを心地よく思い、彼女は中へ足を踏み入れた。

チノ「いらっしゃいませ!」ニコニコ

ココア「……」バタン

 カラン。ドアが閉じられ、ベルの音が小さく響いた。心地よいはずの音がもの寂しく思えた。冷静な顔をしたココアは、店前の看板を見た。

ココア「ラビットハウス……で、チノちゃん、だよね?」

ココア「すごい笑顔だった……見間違いじゃなかったら、満面の笑みだったよ」

ココア「思わずドアを閉めちゃうくらい」


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