過去ログ - 【ごちうさ】ココア「インターディメンド」
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27: ◆JwZf59h8b2[saga]
2014/09/21(日) 20:31:02.70 ID:wd+iXwbq0
ココア「やめないよ。チノちゃんが寂しがってるんだから、黙ってられないよ」

チノ「――やめてください」

 一歩、チノへ踏み出そうとする。すると、チノはココアへ手をかざした。
以下略



28: ◆JwZf59h8b2[saga]
2014/09/21(日) 20:43:10.15 ID:wd+iXwbq0
ココア「ここから去れってことだよね……」

 他の人のように、チノを置いて。どこか遠くへ。
 ……果たして、それはしてもいいことなのだろうか。
 重要な選択のような気がした。ここがチノの精神世界ならば、自分の行動が、自分への認識に繋がる可能性が高い。
以下略



29: ◆JwZf59h8b2[saga]
2014/09/21(日) 22:53:33.25 ID:wd+iXwbq0
ココア「何も見つからない……駅もロケットも街も、何もないよ」

 適当に歩くこと約1時間。
 何も目立ったことは発見できず、喫茶店を追い出されてから進展は何一つなかった。

以下略



30: ◆JwZf59h8b2[saga]
2014/09/21(日) 22:59:21.32 ID:wd+iXwbq0
ココア「あっ……!」

 一度、二度。閃光がほとばしる。
 反射的に目を閉じ、身体を走る衝撃に小さく跳ねる。目を開いたココアは、一瞬、何をされたのか理解できなかった。

以下略



31: ◆JwZf59h8b2[saga]
2014/09/21(日) 23:00:45.90 ID:wd+iXwbq0
 どこか。

チッピー「失敗、だね」

チッピー「ココアちゃんは現実ではまだ生きてる。でも、多分チノちゃんと真に仲良くなることはない」
以下略



32: ◆JwZf59h8b2[saga]
2014/09/21(日) 23:02:06.57 ID:wd+iXwbq0
ココア「ここから去れってことだよね……」

 他の人のように、チノを置いて。どこか遠くへ。
 ……果たして、それはしてもいいことなのだろうか。
 重要な選択のような気がした。ここがチノの精神世界ならば、自分の行動が、自分への認識に繋がる可能性が高い。
以下略



33: ◆JwZf59h8b2[saga]
2014/09/21(日) 23:03:52.98 ID:wd+iXwbq0
 ロケット前。

???「あんた馬鹿でしょ!」

 ――に着く直前。
以下略



34: ◆JwZf59h8b2[saga]
2014/09/21(日) 23:05:40.01 ID:wd+iXwbq0
ココア「シャロちゃん?」

シャロ「な、なんでもない」

 咳払いを一つ。彼女は真面目な顔をしてココアを見る。
以下略



35: ◆JwZf59h8b2[saga]
2014/09/21(日) 23:07:27.86 ID:wd+iXwbq0
ココア「よく分からないけど……ありがとう、シャロちゃん。見送りに来てくれたんだよね?」

 千夜と会った時は、見送りなどしないのがこの世界の常識だと思っていた。
 けれどこうして、シャロのように会いに来てくれる人もいる。そのことが嬉しく、ココアは笑顔を浮かべる。

以下略



36: ◆JwZf59h8b2[saga]
2014/09/21(日) 23:09:59.84 ID:wd+iXwbq0
ココア「乗っても……いいのかな?」

 ロケット前。特に問題なくそこまで到着し、ココアは案内うさぎへと声をかけた。

案内うさぎ「構わないです。招待状を持っている方は、自由にお通りください」
以下略



37: ◆JwZf59h8b2[saga]
2014/09/21(日) 23:36:34.05 ID:wd+iXwbq0
ココア「……」

 閉じたドアを確認。振り向いたココアは周囲を見回し、ぽつりと一言。

ココア「どうやって飛ぶんだろう?」
以下略



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