過去ログ - 【ごちうさ】ココア「インターディメンド」
1- 20
6: ◆JwZf59h8b2[saga]
2014/09/21(日) 18:10:38.61 ID:wd+iXwbq0
 恐怖心はある。だが、リスクがあるのは現実も同じ。
 それを恐れていては何もできないというのも同じ。
 安全だということは文面からなんとなく分かった。

ココア「よっし! やるよ!」

 そうと決まれば行動開始。ココアは立ち上がり、テーブルに再度視線を向けた。
 メモによると、対象者となるためのペンダントがそこに置かれているらしい。

ココア「これ、かな」

 テーブルの上。陽の光に当たり輝くペンダント。何かの真空管、だろうか。
 デザインはいまいちだけれど、アナログな感じがココアにかっこよく見えた。

ココア「これをつけて――」カチャ

 ペンダントを首に。メモに書かれていた開始の合図は――

ココア「チノちゃんと仲良くなりたい!」

 願いを公言すること。
 
ココア「……」

 シーン……。

ココア「こ、これでいいのかな?」

ココア「えっと――他次元のみんな、聞こえてる?」

ココア「私ココア。不特定多数で見てるって聞いたけど、どんな形で私のことを見てるのかな?」

ココア「私のお願い、叶えるために協力……って独り言みたいで虚しい」ハァ

ココア「――よし、早速試しに行こうかな。今の私ならいける気がするよ! なんとなく!」

 真面目な彼女のことだ。もう起きているだろう。
 ココアはメモを丁寧に折り、棚にしまっておく。そして意気揚々と着替えをはじめた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
396Res/283.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice