過去ログ - 京太郎「白糸台生活?」【エロあり】
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77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/09/28(日) 20:07:51.91 ID:vvqb2jrB0
??「随分と飲んでいたみたいですね?」

鼻歌が聞こえなくなったかと思うと、その人は唐突にそんなことを言い始めた。
本当にマイペースな人だな。

以下略



78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/09/28(日) 20:09:19.20 ID:vvqb2jrB0
京太郎「まあ、あの人は俺より酒に弱いですからね。でも勧められたら断れる性格でもないし――」

??「かといって無理をして飲めば体調を崩して明日の試合に支障が出かねない?」

京太郎「まあ、そういうことです。彼女が飲めない以上、俺が代わりにああでもしなきゃ酒を勧めてきたスポンサーも気分が悪いでしょうし」
以下略



79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/09/28(日) 20:10:23.10 ID:vvqb2jrB0
??「ふふっ、随分と彼女のことが大事なんですね?」

京太郎「まあ、あの人は麻雀だけは強いですからね。だからそれ以外の部分を俺が隣りで支えてないと」

鉄は硬くなれば硬くなるほど、脆く折れやすくなるものらしいし。
以下略



80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/09/28(日) 20:12:11.14 ID:vvqb2jrB0
??「ふふっ、素敵な理由ですね」

だというのに、からかうでもなく呆れるでもなく、彼女は眩しそうに目を細めながらそんなことを言う。

??「貴方にそんなに思われるなんて、ちょっとだけ宮永プロが羨ましいな」
以下略



81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/09/28(日) 20:13:43.86 ID:vvqb2jrB0
京太郎「それは――」

果たして何を意味する話だったのか。
多分、俺には知る資格も訊ねる権利すらない話で。
でも、
以下略



82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/09/28(日) 20:15:03.32 ID:vvqb2jrB0
??「ふふっ、なんだか私たち似た者同士ですね」

京太郎「確かに。言われてみればそうですね」

それがおかしくて互いに笑い合う。
以下略



83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/09/28(日) 20:16:34.49 ID:vvqb2jrB0
京太郎「……えっと、どういうことでしょうか?」

思わず疑問符を浮かべる俺に、彼女は続けて言う。

??「ふふっ、そういうところは相変わらず鈍いんだね」
以下略



84:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/09/28(日) 20:18:36.48 ID:vvqb2jrB0
びゅぅっと風が吹く。
思わず目を閉じてしまった俺が次に目を開けると、

京太郎「……言うだけ言って勝手にいなくなりやがって」

以下略



85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/09/28(日) 20:20:24.68 ID:vvqb2jrB0
照「……お待たせ、龍門渕さんとお話ししてたら、少し時間が――どうしたの、京ちゃん?」

京太郎「ん? 俺、そんなに変かな?」

怪訝な顔をしている照さんに、俺は苦笑気味に訊ねる。
以下略



86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/09/28(日) 20:23:03.87 ID:vvqb2jrB0
京太郎「いや、それこそ今さらな話か」

選択の時は過ぎた。
そうして俺たちは今を生きている。
だから、あの時の選択を悔やむことはあっても、今を否定することだけはしてはいけない。
以下略



87:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/09/28(日) 20:25:46.58 ID:vvqb2jrB0
京太郎「あの、照さん」

どういうことなのか訊ねようとして、

京太郎「いや、やっぱりいいや」
以下略



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