過去ログ - 岸辺露伴は動かないエピソード#08 『片割れ』
1- 20
1: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/09/22(月) 18:18:50.62 ID:z7/i9Ri60
短いけど、この場を借りて少しだけだが語らせてもらうぜ。

SSWiki : ss.vip2ch.com



2: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/09/22(月) 18:20:01.34 ID:z7/i9Ri60
 世界には様々な『写真』が存在する。
それは綺麗に彩られた可憐なハナの写真だったりだとか、
マニアックな昆虫の写真だったとか、
所謂絶景と称される写真(ぼくがよく見るのは絵手紙だったが、販売されているヤツ)
そーいう様々な写真がある。
以下略



3: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/09/22(月) 18:20:38.75 ID:z7/i9Ri60


 その日ぼくはテキトーに近くを散歩していた。
いや、ベツに散歩というよりも次の打ち合わせと原稿を届けた直後の、
持て余した時間を潰すと言うだけの事だったが、
以下略



4: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/09/22(月) 18:21:12.11 ID:z7/i9Ri60


 それで真昼だというのに全くと言っていい程に人が居ない。


以下略



5: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/09/22(月) 18:21:57.36 ID:z7/i9Ri60


 自転車だとか、バイク、自動車のクソうるさい排気音から、
ご近所の笑い声、テレビ、ノートパソコン、生活音、それすらも聞こえない。
ここまで何も聞こえなくなってしまうとかえってうずうずとしてしまう。
以下略



6: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/09/22(月) 18:22:32.63 ID:z7/i9Ri60


 だけどぼくは一応ソレを抑えたさ、
抑えに抑えて抑えまくってこれでもかと押さえては抑えに抑えたねー。
幾らぼくでもそんなに子供じみちゃあいない。
以下略



7: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/09/22(月) 18:23:12.80 ID:z7/i9Ri60


「なんだよ、この道路、もう二分くらいは待ってるぞ…………?」


以下略



8: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/09/22(月) 18:23:55.78 ID:z7/i9Ri60


「ウォッ!」


以下略



9: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/09/22(月) 18:24:48.51 ID:z7/i9Ri60


 君達は一瞬だけ、


以下略



10: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/09/22(月) 18:25:23.12 ID:z7/i9Ri60


 しかしッ!
ぼくは断じてそんなものじゃあないと断言させてもらおうッ!
その片方だけの靴は、子供用――
以下略



11: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/09/22(月) 18:25:52.06 ID:z7/i9Ri60


 単純明快に!ぼくはその一枚の『写真』のような光景に!風景に!!
恐怖を感じたのだ!
恐怖、というより、おぞましさ。
以下略



12: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/09/22(月) 18:26:32.37 ID:z7/i9Ri60


「――写真だッ!まず最初にすべき事ッ!写真を撮らねばッ!」


以下略



13: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/09/22(月) 18:27:23.97 ID:z7/i9Ri60


「ムッ?これは……名前か………小さい、そして幼い字、だが丁寧で……
 (恐らくは母親の物だろうか………?)」

以下略



14: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/09/22(月) 18:27:59.54 ID:z7/i9Ri60


 軽く匂いを嗅いでみるとそれはどうやら新品の様だった。
勿論使われていない訳ではないだろうが、それでも使って間もない感じのする匂い、
靴のくたびれ方にも何か影響があるのだろう。
以下略



15: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/09/22(月) 18:28:22.68 ID:z7/i9Ri60


「ハアァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜………しっかし、残念だぜ、これが靴だっていう点はな、
 ぼくの能力、『ヘブンズ・ドアー』が全く役に立たない。まさに宝の持ち腐れってェ奴だァ〜〜〜」

以下略



16: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/09/22(月) 18:29:02.62 ID:z7/i9Ri60


「ンッ!?――!?」


以下略



17: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/09/22(月) 18:30:17.74 ID:z7/i9Ri60


 そこには何もなかった!
そしてぼくは思い出す!この奇妙な展開ッ!そこに関わって来るエネルギーをッ!
ぼくの持っている能力をッ!
以下略



18: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/09/22(月) 18:31:01.22 ID:z7/i9Ri60


 手。
いや――
まず、ぼくが最初に見たのは『靴』だった。
以下略



19: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/09/22(月) 18:31:49.06 ID:z7/i9Ri60


「――へ……ヘブンズ……ドァァーーー………ッッ!!!!」


以下略



20: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/09/22(月) 18:34:06.86 ID:z7/i9Ri60
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死



21: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/09/22(月) 18:34:50.12 ID:z7/i9Ri60


「――――なァ……こ、これは…!!!」


以下略



34Res/23.20 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice