8: ◆x05CVfYU6A[saga]
2014/09/22(月) 20:05:52.58 ID:XeoZOOWj0
緊張のあまり、頭の中がごっちゃになっておかしな敬語が口から漏れる。
言い放った後に恥ずかしくなって、
少し気まずくなったけど頑張ってプロデューサーさんの反応を待つ。
9: ◆x05CVfYU6A[saga]
2014/09/22(月) 20:07:04.81 ID:XeoZOOWj0
〜〜〜〜〜
〜〜〜
〜
「はぁ……緊張する……」
10: ◆x05CVfYU6A[saga]
2014/09/22(月) 20:08:20.46 ID:XeoZOOWj0
「すまん、待たせちゃったな雪歩」
そう言ってプロデューサーは、屋上の柵の近くにいる私の隣に立った。
11: ◆x05CVfYU6A[saga]
2014/09/22(月) 20:09:41.86 ID:XeoZOOWj0
プロデューサーの顔を見ると、さっきまで屋上のまだ寒い風で冷えていた頭がボッと熱くなる。
落ち着いて……落ち着いて……と自分に暗示をかけ、
伝えたいことを胸の内から繋げて言葉にする。
12: ◆x05CVfYU6A[saga]
2014/09/22(月) 20:11:14.06 ID:XeoZOOWj0
「プロデューサー、見えますか? あそこのオリオン座」
私は遠くを指差し、とおく、遠く、
ビル街の中でも淡く煌めくオリオン座を指差し言った
13: ◆x05CVfYU6A[saga]
2014/09/22(月) 20:12:14.83 ID:XeoZOOWj0
「思えば、プロデューサーが私のプロデューサーになってから色んな事がありましたね」
ゆっくり目を閉じてゆっくり思い返す、昔のこと
14: ◆x05CVfYU6A[saga]
2014/09/22(月) 20:13:19.45 ID:XeoZOOWj0
「そんなことは……」
「これだけじゃないので、とりあえず聞いてください」
15: ◆x05CVfYU6A[saga]
2014/09/22(月) 20:14:26.81 ID:XeoZOOWj0
「……」
「それから、それから……」
16: ◆x05CVfYU6A[saga]
2014/09/22(月) 20:15:52.71 ID:XeoZOOWj0
「雪歩落ち着いて、俺はどこにも行かない、ゆっくりでいいから全部言っていこう」
私の心情を察してか、
私から酷い皮肉を言われてる様に見えなくもないのに優しくしてくれる、プロデューサー……
17: ◆x05CVfYU6A[saga]
2014/09/22(月) 20:16:56.15 ID:XeoZOOWj0
大きく深呼吸をして回り道してきた私も覚悟を決める、
言いたいことは頭の中に整理できた
「プロデューサー」
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