過去ログ - 八幡「キスだけでどこまでいけるか・・・」雪乃「最低ね・・・」
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196:小町コレクションLV2[saga]
2014/09/26(金) 22:06:48.87 ID:8A2rHrXu0


 校門を抜けると、川崎は数歩前に出て振り返った。(背中には何かおぞましい気配が突き刺さっていた)


 肩に手提げ鞄をかける辺りどう見ても不良なのだが、本人にその自覚はない。まぁ実際中身は良妻賢母キャラを地で行くお姉さんなのだが、それを知っている人は多くないだろう。


川崎「で、どうするつもりだよ。早く言えよ」


 と、今日の予定を催促してくる川崎。

 だが、あいにく俺に決めていた予定はなく、


八幡「か、川崎は何かしたいことないのか?」


 と、ごまかしてしまう。


川崎「……なんだよ、エスコートしてくれーのかよ」


 ぶっきらぼうに言い放つその顔は少し寂しそうだった。

 だからなのだろうか、俺の中の少しだけ芽生え始めたリア充の心が口を開かせる。


八幡「ぷ、プリクラ!」

川崎「………」


 いや、分かるよその表情。

 こんな無表情二人がプリクラを撮って何の意味があるのかと、そう言いたいんだろ。

 文字はそうだな、チャリで来たっていうのが流行ってたし、無表情で撮ったにするか。事実を書くのが流行ってるんだろ。違う?


 そんな妄想を繰り広げてる間に、川崎は肩を震わせ、次第に大きな声で笑い始めた。


川崎「あ、あはは! ははははは! ぷ、プリクラねっ!」


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