過去ログ - 八幡「キスだけでどこまでいけるか・・・」雪乃「最低ね・・・」
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/23(火) 19:56:14.34 ID:759TAdle0



 人は進化していくと同時に様々なものを捨ててきた。



 四足歩行であったり、尻尾であったり、ふさふさの毛であったり。

 比企谷八幡もたった一世代で進化した生き物である。



 他人との繋がりを断った人類。



 ……いや、負け惜しみじゃねーよ。……ないよね?

 とにかく、比企谷八幡は他人を必要としない男である。

 登校中も1人だし、授業中も1人だ。

 昼休みも1人だし、放課後も1人。

 生物は強くなるほど個体数を減らしていく。



 つまり、比企谷八幡は世界で最強なのである。



雪乃「絶滅寸前と言った方が正しいと思うのだけれど」



 背中越しに突き刺さるナイフのような言葉。

 淡々とした口調を無表情で、こちらに目をくれることもなく放つ女――雪ノ下雪乃。



八幡「……じゃあ、保護しろよ」



 先ほどまでの自分進化論を容易く捨てて、繋がりを求める辺り、今日の俺はいつもと違った。

 雪ノ下もそれに気付いたのか、


雪乃「………」


 両目を見開いて、まるで幽霊にでも遭ったかのような表情をしていた。




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