過去ログ - 元お嬢様「安価とコンマで忙しく生活」魔人「その4じゃ」
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992: ◆k9ih1s9J/w[saga]
2014/10/18(土) 01:23:53.10 ID:LSHyytYA0
ナナカ(なのに……)

ナナカ「ねぇ! どうして口を聞いてくれないの!? ねぇってば!」

白魔術師たち「……」プイッ

ナナカ「どうしてなの……」

白魔術師B「……逃げた方がいいよ。あんた、こないだ聖教会に光線当てたことで、悪魔に認定されてたから」

ナナカ「……えっ……?」


聖騎士A「追い詰めたぞ罪人。神の名のもとに罰を受けよ!」

ナナカ「も、もう十分苦しんだ……。どうして許してくれないのっ!!」

聖騎士B「まだ抵抗する気か! 魔法局の白い悪魔め!」バシッ

ナナカ「ううっ!!」

「そこまでです」

聖騎士A「なんだ……?」

受付「ここは魔法局の管轄です。ここで勝手な真似をするならば、理由はどうあれこちらも実力行使に出ざるを得ないのですが」

精霊『こちら精霊術師。いつでも迎撃の用意はできていますぞ。さあ、帰りなさい』

聖騎士B「くっ……しかし逃がしはしないぞ。悪を絶やすのが我らが使命……」

受付「……大丈夫でしたか?」

ナナカ「……あまり。でも、ありがとうございます。どうして助けてくれたんですか……?」

受付「仕事ですから。……と、言いたいところですが。私は後輩の日魔術師には優しいのです」

ナナカ「お願いします。どうか私を守ってください……」

受付「ええ。私がこの町にいる限りは」


ナナカ(どうして私はこんなに運が悪いんだろう……。切実に……助け合える仲間が欲しい)

ミドリ「お困りのようねっ」

ナナカ「えっ? ミドリちゃん? 後ろの人たちは?」

カノコ「ようやく人数が揃ったな」

リディア「……あ、あの、よろ…………ふっ、私に出会えたことを光栄に思いなさい」

マナミ「私たちが貴女の仲間になってあげる」

ミドリ「キューティー☆クインテット、結成だよ!」

ナナカ「えっ、えええ!? えええええ……」

ナナカ(そして、私の騒がしくて恥ずかしいけど温かい、そんな日々が始まったのだ……)


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