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2014/09/24(水) 21:33:21.01 ID:f9ctbsDE0
私のナイフが泥棒猫の右胸を突こうとしたその時、私は背中から強い衝撃を受けて思わずナイフを落としてしまいました。
上埜さんです。上埜さんはそのままその泥棒猫へと駆け寄ります。
久「美穂子!大丈夫!?」
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2014/09/24(水) 21:34:08.64 ID:f9ctbsDE0
久「とにかくここは逃げて警察へ連絡しましょう」
美穂子「はい!」
逃がしませんよ…上埜さん…
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2014/09/24(水) 21:35:05.35 ID:f9ctbsDE0
私はその首を手で力強く絞めた。頸部を圧迫された、泥棒猫は喘ぎ苦しみながらもかすかな抵抗を見せます。しだいに抵抗する力も弱くなり、相手の顔も真っ赤になっていく。
ふふ…あともうちょっと…
美穂子「ひ、ひさ…」
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2014/09/24(水) 21:35:47.20 ID:f9ctbsDE0
その時、曲がり角の向こうより人が現れる。宮永さんだ。
私はつい、新たな乱入者に気を取られ首を絞める手を緩めてしまった。
久「さ、咲!?」
71:21¥250ー[sage saga]
2014/09/24(水) 21:36:16.46 ID:f9ctbsDE0
咲「と、とにかく警察へ連絡をしないと…」
連絡なんてさせない…
とにかくこの場は一旦、宮永さんを片付けないと…
72:21¥250ー[sage saga]
2014/09/24(水) 21:36:48.61 ID:f9ctbsDE0
泥棒猫が震えながらナイフを持っていた。あまりの痛みでスタンガンを握る手が緩んで落としてしまった。
上埜さんは泥棒猫を抱きかかえる、宮永さんはその隙に携帯から警察へと連絡した。
久「美穂子!」
73:21¥250ー[sage saga]
2014/09/24(水) 21:37:36.32 ID:f9ctbsDE0
すぐに逃げなくては…私は脇腹を抑えながらすぐさま逃走を計った。
京太郎「おーい!部長!咲!大丈夫か!?」
和「咲さーん!」
74:21¥250ー[sage saga]
2014/09/24(水) 21:41:32.52 ID:f9ctbsDE0
久「向こうへ逃げたわ…」
京太郎「くっ…俺たちがもう少し早く到着できれば…」
優希「仕方ないじぇ、後は警察の人に任せて」
75:21¥250ー[sage saga]
2014/09/24(水) 21:50:01.81 ID:f9ctbsDE0
その時です、角に差し掛かった所、何やら人影が見えました…
ゆみ「ここは通行止めだ」
な!?待ち伏せ…
76:21¥250ー[sage saga]
2014/09/24(水) 21:50:35.51 ID:f9ctbsDE0
一太「ちっ…お前…」
ゆみ「蒲原!」
蒲原「ワハハ、警察に連絡は済んであるぞ」
77:21¥250ー[sage saga]
2014/09/24(水) 21:51:07.27 ID:f9ctbsDE0
ゆみ「私は最初、襲われた時に見た風越の制服と金髪からまず福路を疑った、福路がなんらかの恨みを抱いて私に襲いかかった、そう考えた」
ゆみ「しかし、続いての滝見と狩宿、さすがに福路に二人をたった一人で襲うの力は無い。なら実は通り魔は男だと考えるほうが自然だと言うことだ」
ゆみ「最初の事件も私に姿を見られるなんて間抜けを犯したのも実はわざとなんじゃないかなと…」
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