過去ログ - 【艦これ】提督「暇じゃなくなった」
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41: ◆vgbPh/qA6.0z[saga]
2014/09/28(日) 21:33:51.35 ID:3l9h4lyWo
〜青雲と凌雲〜

−執務室−

榛名「お疲れ様です、提督。どうぞ、珈琲です」

提督「ん、さんきゅー。はぁー、これ飲むと気が休まる」

榛名「今日は珍しくこれといった任務が入ってきませんね」

提督「それが嫌なんだよ。嵐の前の静けさ…のどかな空気の中に、こう一本の電話とか通信が…」


ピピピピピ ピピピピピ ピピピピピ


榛名「えー……」

提督「マジでか…はぁ、もう…はい、こちら提督鎮守府。識別番号どうぞー」

??『腑抜けた声だな、提督』

提督「へ?」

??『なんだ、もう私の声は忘れたのか。案外軽薄な男だな、君も』

提督「ひ、日向か!?」

日向『まだそこを離れて一週間程度しか経ってないと思うんだが、まぁそれもいいさ』

提督「あ、いや、唐突だったもんでな。すまん…それよりどうした?」

日向『ああ、急な話で悪いんだが、君のところの水雷戦隊に協力を仰ぎたい』

提督「うちの水雷戦隊?どうしてそうなるのか経緯を聞かせてくれるか?」

日向『うん?あぁ、それもそうだな』


提督「……そうか、キス島に残っている人たちの救出作戦か」

日向『現時点で北の海域全てを制圧するのは困難だ』

提督「だが、どうして俺の方に?」

日向『うちの鎮守府には駆逐艦を中心とした水雷戦隊を組むだけの人員が確保できなくてね。提督に前の鎮守府、
つまり君のところの話をしたら、話を通して見てくれと言われてね』

提督「そういう話を普通艦娘に委ねるかね…」

日向『ふふっ、私の所の提督はどうもゆるすぎてね。現元帥殿よりは若いが、まぁいくつか修羅場を潜ったよう
な面構えはしている人さ』

提督「協力は出来る限りしよう。だがその場合はちゃんとした鎮守府間でのやり取りが必須だ。こっちにもこっ
ちの任務がある。駆逐艦の連中にも勿論任務がある。共同戦線を張って聯合艦隊を編成するなら尚のことだ」

日向『ああ、最もな意見だ。その点についてもうちの提督にちゃんと話をしておこう。それじゃ、私もまだ任務
中の身なんでね、通信を切らせてもらうよ』


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