過去ログ - 美穂子「ずっと夢に」京太郎「見てたこと」
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8: ◆dmWbjFApRN6u[sage]
2014/09/24(水) 23:35:05.69 ID:c05LtDWao
「寝込みを襲うってのは感心しないわよ?京太郎」
「………」

ぐうの音も出ない。
実際問題として京太郎は多分彼女が起きなければそれこそ行くところまで行っていただろう。
だが、そもそも論で昨日の今日で我慢できるものか。そう反論しようと思ったところ、

「女の子には心の準備ってものがあるんだから……」

そう俯きながら答える美穂子の未だ未通女であるかのような表情に京太郎は息を呑むしかなかった。

「……反則だよ」

内心がそのままこぼれ落ち、京太郎は嘆息する。
そうして、心の準備ができたとばかりに美穂子がゆっくりと顔を近づける。
その色違いの瞳に吸い寄せられるように二人の唇が――

「うわぁっ!!」
「「!?」」

バターン、と扉がけたたましく開け放たれ、二人は瞬時にシーツを体に重ねて硬直した。


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