過去ログ - モバP「藍子のゆるふわオーラに抗えない」
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◆agif0ROmyg
[saga]
2014/09/25(木) 21:41:25.44 ID:oHEMl6e+0
またある日。
ちひろ「そういえばモバPさん。モバPさんって、ずっと藍子ちゃんの専属なんですよね」
モバP「そうですね。プロデューサーになって以来、藍子しか担当したこと無いんですよ」
ちひろ「もっとアイドル増やそうとか、考えたこと無いんですか?」
ちひろ「いえ、藍子ちゃんはすごく良くやってくれてますけど、他のPさんたちって、暇さえあればスカウトしに行ってるような人が多くて……」
モバP「たまに、そういうことも考えるんですけどね。でもなかなか余裕が無くて。藍子に全力出し過ぎてるんでしょうか」
ちひろ「まあ、スカウトに行ったからって必ず収穫があるわけじゃないですからね」
モバP「でしょう? どうせなら、あの子のためになるようなことをしてやりたくて」
ちひろ「そんなこと言って。本当は藍子ちゃんと一緒にいたいだけなんじゃないですか?」
ちひろ「藍子ちゃんの近くにいると、なんだかホッとしちゃいますもんね」
モバP「ですよね。冬の朝の布団……寒空の温泉……そんな感じの、安らぎがあります」
ちひろ「……そこまで言いますか。まあ、アイドルとの関係が良好なら、何よりです」
ちひろ「そういえば今度、うちの事務所でちょっと大きなオーディションをやるそうですよ」
モバP「と言いますと?」
ちひろ「日本全国に募集を掛けて、これは!という娘を社長やプロデューサーで選び出すんだそうです」
ちひろ「気に入った子がいれば、上手くすれば自分の担当アイドルにできるって、結構楽しみにしてるプロデューサーさん達も多いらしいですよ」
モバP「へえ。面白そうですね……ん?」
モバP「おお、藍子。もう来てたのか。早いな」
藍子「はい、さっき来たところなんですけど……」
ちひろ「藍子ちゃん、こんにちは。今日はレッスンよね? まだだいぶ時間があるけど」
藍子「はい。行く前にちょっと、モバPさんとお話したくって」
藍子「見てください、このスカート。お散歩してて、いいお店を見つけたんです。どうですか?」
モバP「おお、可愛いじゃないか。よく似合ってるよ」
藍子「ふふっ。ありがとうございます。くるっ。くるーっ」
モバP「藍子はかわいいなあ!」
ちひろ「(二人共、本当に仲がいいのね……私まで、ほっこりしちゃいそう)」
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