6: ◆lzM7T65Vr2[saga]
2014/09/26(金) 03:08:15.88 ID:kx6EndKOo
  
 あの日の私は先生な私。 
  
  
     
7: ◆lzM7T65Vr2[saga]
2014/09/26(金) 03:09:06.38 ID:kx6EndKOo
 「あなたたち、よくそんな点数で恥ずかしくないわね…」 
  
 この日の私はみんなの勉強の面倒を見ていたの。 
 先生な私は皆のペンの動きをじーっと見ていた。 
  
8: ◆lzM7T65Vr2[saga]
2014/09/26(金) 03:09:56.69 ID:kx6EndKOo
 周りはみんな同い年なのに私がみんなに教える側。 
  
 余裕があるってこんな感じかしら? 
  
 「よくできました、やれば出来るじゃない」 
9: ◆lzM7T65Vr2[saga]
2014/09/26(金) 03:10:52.54 ID:kx6EndKOo
 謙虚になりつつも相手を褒めてあげる。 
  
 私らしくないけどこれも先生としての仕事の一つよね? 
  
  
10: ◆lzM7T65Vr2[saga]
2014/09/26(金) 03:11:24.09 ID:kx6EndKOo
  
 あの日の私は少しお子様な私。 
   
11: ◆lzM7T65Vr2[saga]
2014/09/26(金) 03:12:17.91 ID:kx6EndKOo
 お祭りに初めて行ったときのこと。 
 浴衣に見を包み、皆とまわる屋台。 
  
 「ねぇあれ…なに?」 
  
12: ◆lzM7T65Vr2[saga]
2014/09/26(金) 03:13:16.83 ID:kx6EndKOo
 「本当に綿みたいね…」 
  
 ぱくりと一口。 
  
 口の中でふわっとした綿が溶けていくと共に拡がる甘さ。 
13: ◆lzM7T65Vr2[saga]
2014/09/26(金) 03:14:33.06 ID:kx6EndKOo
 「ちょ、ちょっと人が笑っただけで笑わないでよ!!」 
  
 みんなに頭を指さされる。 
  
 「え?かみ?」 
14: ◆lzM7T65Vr2[saga]
2014/09/26(金) 03:16:01.67 ID:kx6EndKOo
 恥ずかしさで顔が赤くなっているのがわかる。 
  
 いや、だって食べるのに夢中で気づかなかったんだもん… 
  
 みるみる顔を赤くしていると空から爆発音。  
15: ◆lzM7T65Vr2[saga]
2014/09/26(金) 03:17:01.08 ID:kx6EndKOo
 この時私は突然短歌を思いついたの。 
  
 メモとして残しておくわね? 
  
  
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