9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/09/27(土) 01:50:26.40 ID:YPdDlGQD0
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ついに今日はN女の合格発表だ。
結果はというと、憂と梓、とりあえずダメもとで受けた私も含め三人とも無事合格となった。
三人でホッと喜んだところで憂と梓が先輩達に連絡を、と携帯を取り出すとタイミングよく鳴り始め、それに二人が驚くのと同時に後ろから四つの人影が飛び出した。
唯「憂!おめでとうー!!!」
憂「お、お姉ちゃん!ありがとう!」
律「やったな!」
紬「おめでとう、梓ちゃん!!」
梓「あ、ありがとうございま、ちょ、くるしい!」
唯先輩が憂に抱きついて、梓は律先輩とムギ先輩が挟まれていて、そんな光景を眺めていると、いつのまにか澪先輩が隣りにいた。
澪「鈴木さんもおめでとう」
純「あ、ありがとうございます!」
それから他の先輩達からもお祝いの言葉をもらってひとしきりした後、梓は四人に向きなおった。
梓「……あの、『放課後ティータイム』ってバンドに参加希望なんですけど」
律「おー、ちょうどメンバー募集してるみたいだぞ」
澪「もう一人ギターが欲しいんだって」
紬「赤いギターだとなおいいって言ってた!」
唯「ぎゅっとしやすいのも条件なんだって!」
そう言うと先輩たちは改めて梓をもみくちゃにしていた。
純「…あんなに嬉しそうな顔しちゃって。憂が唯先輩と和先輩に見せる顔とおんなじだ」
憂「妬けちゃう?」
純「んー。どうだろ。ま、少し…?」
憂「ふふ、でも純ちゃんもお兄ちゃんといた時のあんな顔してたよ」
純「んなっ?」
まさかの発言にうぐっとなっていると、憂はにっこりと私の右手をとった。
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