過去ログ - 八幡「やはり俺の先輩たちは間違っている」雪乃「駄目な子ほどかわいい」
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6:後輩八幡[saga]
2014/09/27(土) 17:05:29.04 ID:jq0e17QQ0


 背筋をぴんと伸ばし、カツカツと迷いなく歩く平塚静を見て思い浮かぶ言葉。それは――、


八幡「女帝……」


 この世の全てを知っているとでも言わんばかりの暴君は、おそらく俺達底辺オブ底辺の人間などおもちゃのようにしか思っていないのだろう。

 それでも、教師とは時に残酷で非情な方が良い場合がある。

 特に俺みたいな勘違いを起こしやすいバカに対しては、これくらいの強引さがあってくれたほうが助かるのだ。


平塚「着いたぞ」


 と、立ち止まる女帝。

 そこは使われていない教室。


八幡「まさか、……こ、殺されるんですか?」


 人目のつかない場所へ引きずり込んで、若い男の精を貪る妖怪行き遅れ。

 この人にぴったりだ……。


平塚「瞬獄殺を喰らいたくなかったら、さっさと入れ」


 うわぁ、絶対今のしゅんは春じゃないよ、殺意に目覚めた方の技だよ。


八幡「は、はひぃいい」


 世紀末モヒカンに虐げられる村人でも出さないような情けない声で教室に入ると、そこには――、


雪乃「………」


 女神がいた――。





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