過去ログ - 葛葉ライドウ対地獄少女
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19:山梨最高 ◆31XYrFalkuo5[sage]
2014/09/27(土) 23:11:08.00 ID:4btJ32Bz0
ゴウト「フム、確かにそのように考えるのが自然だな」

鳴海「そこで考えてみたんだが、ライドウが報告で言っていた『特定の人物にだけ地獄通信という広告が見える』仕組み。
これって強い怨みを持った人物にだけ広告が見えるって考えられないか?」

ライドウは頷いた。

ゴウト「たしかに、そのような仕組みであれば合理的だな。
いや、地獄通信の機能からしてそれ以外の条件設定は考えられまい」

鳴海「そして、地獄通信が週刊になってから、地獄通信を見るのに必要な怨みの強さが減ったんじゃないかな?
それなら弱い怨みでも地獄少女が動くようになった理由に説明がつく。
この考えって飛躍していると思うか? ライドウ」

ライドウは大きく首を横に振った。

鳴海「そうか、そうだよな。お前もそういってくれて俺も自信が持てたぜ。
ありがとう。俺もこの推測は正しいと思う。
となると、なぜ広告……地獄通信が週刊に変わったのか。
ここが事件を解くカギになりそうだ。
それじゃあ、今後の調査方針として、俺はタヱちゃんの伝手を使って新聞社の内部から、週刊広告に変わった経緯について調べてみるよ。
ライドウは地獄少女を追ってみてくれ。もし本人から話が聞ければそれが一番手っ取り早いからな。
……あれ、まてよ、そうか!
またまた鋭い俺は思いついてしまったぜ。地獄少女に面会するってのはどうだ?」

ゴウト「確かにそれが出来れば手っ取り早いが……」

鳴海「地獄通信の内容、控えてきているんだろ?
じゃあさ、その連絡先に手紙を出しちゃえば地獄少女に会えるんじゃないかな。
少なくとも別件依頼の依頼人は投函直後に地獄少女に会ったんだろ?」

ゴウト「そうか、確かにそれならば会えるかもしれぬな。試すぶんには損はなかろう」

鳴海「じゃあ、早速試してみようぜ。
幸いにもポストはすぐそこにあるしな。
よし、捜査会議はこれで終了だ。お疲れ、ライドウ」


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