過去ログ - 女淫魔「お屋敷で人助け……?」
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63: ◆JwZf59h8b2[saga]
2014/09/29(月) 22:30:30.13 ID:fCBxnMOK0
クロエ「ん、ちゅ……」

リーフ「ふぁ……っ」

 柔らかい感触。男性のそれと違って、重ねるこちらも癒やされるような心地良い感覚だ。柔らかく、もっと味わいたいという欲求が自然とわいてくる。会ってからずっと余裕のあるリーフが、私とのくちづけに熱っぽい吐息をもらしている、という点も私の気分を高めた。

クロエ「ん……どうだ?」

リーフ「心地いい、感じです」

 唇を一度離し問いかける。目を開き、リーフは自分の唇に触れて微笑んだ。

リーフ「クロエさんは、優しくもできるんですね」

 そして、彼女は私の首へ優しく手を回した。
 吐息がかかりそうなほど近い距離。だがリーフは怯えている様子はない。

クロエ「まぁ……な。奴曰く専門家、だからな」

リーフ「ふふ。愛のある行為をレクチャーしようと思いましたが、不要でしたか」

クロエ「……なんだそれは?」

リーフ「気にしないでください。ほら、クロエさんのお好きなように……」

 耳をぴくぴくと動かしながら、リーフは私の手を取ると自分の胸へと当てる。
 小さいが、確かな柔らかさが手に伝わる。
 本当にしてもいいらしい。


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