過去ログ - 【咲-saki-ss】ハギ京腐の谷 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲-saki-ss】ハギ京腐の谷

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37:オモチャ箱[sage saga]
2014/10/05(日) 17:56:15.12 ID:CkdmfBs/0
末原「探偵はウチらだけですか？」

哩「あぁ、そうそう実は今日来て頂いた皆さんの他にも探偵を一人雇っとると」

部屋の奥より待ってましたとばかりに一人の女性が出て来た。

以下略

38:オモチャ箱[sage saga]
2014/10/05(日) 17:57:10.11 ID:CkdmfBs/0
哩「いや、事件というほどではないんやけどな。探し物ばい」

玄「探し物？」

洋榎「なんや、知らんかったんかいな…」

以下略

39:オモチャ箱[sage saga]
2014/10/05(日) 18:03:59.41 ID:CkdmfBs/0
姫子「そいぎ急いで夕ご飯の支度しますね」

煌「私は飲み物の準備を、紅茶でよろしいですか？」

漫「ありがとうございます」

以下略

40:オモチャ箱[sage saga]
2014/10/05(日) 18:05:21.46 ID:CkdmfBs/0
玄「ご飯ですか、楽しみですね」

末原「そう言えばアンタ、どんな作品を書いとるんや？代表作は？」

玄「私の代表作は何と言ってもデビュー作『Ｗの悲劇』です」ドヤッ

以下略

41:オモチャ箱[sage saga]
2014/10/05(日) 18:06:30.49 ID:CkdmfBs/0
そして、次の日の朝。

探偵達は屋敷を出て、悪魔の家へと移動する。目的の建物は村のさらに奥へと進んだ深い森の中に建っている。

悪魔の家へと着くと、メゲロック達はあまりの建物の異様さに驚愕することとなった。建物は三階建てで、同じような作りの部屋が幾つも積み重なっていて、どこを見ても似たような窓と壁が何十も連なる様はまるで九龍城を思わせた。

以下略

42:オモチャ箱[sage saga]
2014/10/05(日) 18:17:01.40 ID:CkdmfBs/0
ヒロエは懐からチョコレートを取り出す。

末原「あ！チョコレート、ずるいで主将！ウチにもちょうだい！」

メゲロックを無視して、チョコレートを口元まで持って来ると銀紙が日を受けてギラリと光った、すると辺りをたむろしていたカラスの一匹がヒロエ目掛けて突進をしてきたのだ。

以下略

43:オモチャ箱[sage saga]
2014/10/05(日) 19:31:06.26 ID:CkdmfBs/0
哩「言い忘れとったけど、ここらのカラスは凶暴で光るもんなら何でも襲って持ってってしまうから気いつけるばい」

洋榎「はよ言ってえな…」しょぼん…

玄「兎に角悪魔の家へ入りますのだ」

以下略

44:オモチャ箱[sage saga]
2014/10/05(日) 19:32:07.25 ID:CkdmfBs/0
哩「この屋敷は三日後には人手に渡る事になっとるさかい、はよ探さんといかんばい」

玄「はわわ、それは大変すぐに探さないと」

哩「まぁ、見つからんかったら次の持ち主に頼んで、見つけ次第連絡してくれるよう頼んどる。大丈夫ばい」

以下略

45:オモチャ箱[sage saga]
2014/10/05(日) 19:33:09.40 ID:CkdmfBs/0
それからちょうど正午まで、家宝探しは続いた。

哩「ふぅ…この辺で一旦切り上げてお昼にするばい」

姫子「ですね」

以下略

46:オモチャ箱[sage saga]
2014/10/05(日) 19:33:46.56 ID:CkdmfBs/0
哩「これは水晶やのうて古文書みたいやね」

玄「何か手がかりが書いてあるかもしれませんのだ、帰って検証しましょう」

悪魔の家での捜査を一旦打ち切り、シロウズの屋敷へと帰宅する。

以下略

47:オモチャ箱[sage saga]
2014/10/05(日) 19:34:14.99 ID:CkdmfBs/0
洋榎「風見鶏って、この家の一番高い場所にあるあれか？」

哩「多分そうやな、ご先祖様は恐らく水晶に何かの仕掛けを隠しとるんやろな」

玄「ほほう、それは何なのですのだ？」

以下略

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