4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/09/29(月) 03:31:10.59 ID:4EVBID+P0
× × ×
平塚「なぁ、比企谷」
八幡「はい、なんでしょう」
八幡(平塚静、この学校で俺と会話をする数少ない人間だ。というかこの人以外いない)
平塚「君は部活に入る気はないかね」
八幡「はぁ、ありませんけど」
平塚「そうか……。いや、実はつい最近新しい部ができたんだが、この部の顧問が私でな」
八幡「そうなんですか」
八幡(一体なにを言うつもりなんだ、この人は)
平塚「そうなんだ。だがいかんせん、その部には部員が一人しかいない」
八幡「それって部として認められるんですか?」
平塚「そう、そこなのだよ比企谷」
八幡(やけに食い気味で返答する平塚先生は、座っていた椅子から少し腰を浮かせ、俺に人差し指を向けた)
平塚「この総武高校が新しく設立した部活、名前を奉仕部というのだがな。この奉仕部はこの学校の生徒から学外の人間まで
あらゆる人たちをターゲットに相談を受け、そしてそれに出来るだけの形で協力をする、という目的を持った
コミュニティなのだよ」
八幡「はぁ、でも学校側が部を設立するってなんか珍しいですね」
平塚「そこは、まぁ色々あるのだよ。君は感のいい子だからな。学校側としてはあまり詮索はして欲しくないよ」
八幡「そう言うなら」
平塚「そこで、この時期に部活に入っておらず、尚且つ私との面識がある君に白羽の矢がたったわけだ」
八幡「ほかの生徒より面識ありますか。俺」
平塚「君は問題児だからな。担任の私が面倒を見ないでどうする」
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