過去ログ - 最上「うっとおしいカップルだなぁ」【艦これ】
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12: ◆X/.huEhU1Q[sage saga]
2014/09/29(月) 21:39:13.81 ID:ZvWS06bv0
こうしてボクは、提督の部屋に向かった。

彼はいつものように、難しそうな書類の束に手をつけている。

奥の給湯室には、三隈もいる様子だ。
以下略



13: ◆X/.huEhU1Q[sage saga]
2014/09/29(月) 21:40:24.87 ID:ZvWS06bv0
次に沈黙を破ったのも、ボクだった。


「昼間、駅前通りのお店に行ったんだ。」

以下略



14: ◆X/.huEhU1Q[sage saga]
2014/09/29(月) 21:42:10.77 ID:ZvWS06bv0
「待ってください!」


ボクの言葉に答えたのは、それまで奥に居た三隈だった。

以下略



15: ◆X/.huEhU1Q[sage saga]
2014/09/29(月) 21:43:02.91 ID:ZvWS06bv0
「違います!」

「じゃあ何が違うって言うのさ!」


以下略



16: ◆X/.huEhU1Q[sage saga]
2014/09/29(月) 21:44:06.20 ID:ZvWS06bv0
たっぷりと間をとった後、ようやく男は重たい口を開いた。


「・・・俺は、三隈が好きだ。」

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17: ◆X/.huEhU1Q[sage saga]
2014/09/29(月) 21:46:26.48 ID:ZvWS06bv0
きっかけは、今思えば些細な出来事にすぎないだろう。

だけど積み重なった不満の上では、その些細な出来事ですら、長年築いた関係を崩す炸薬になるんだ。

あの時のボクのしつこい追求に、提督はついに愛想を尽かしたのだろう。
以下略



18: ◆X/.huEhU1Q[sage saga]
2014/09/29(月) 21:47:55.33 ID:ZvWS06bv0
そして、数年の月日が経った。

ボクは今、あの通りを歩いている。

再開発が進んだ駅前通りは、以前にも増して活気に溢れたように感じられる。
以下略



19: ◆X/.huEhU1Q[sage saga]
2014/09/29(月) 21:51:44.46 ID:ZvWS06bv0
「三、隈・・・」


今、一番会いたくなかった相手だ。

以下略



20: ◆X/.huEhU1Q[sage saga]
2014/09/29(月) 21:53:02.16 ID:ZvWS06bv0
「さっきからなんなんだよ。」


ボクは、冷たい声音で吐き捨てる。

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21: ◆X/.huEhU1Q[sage saga]
2014/09/29(月) 21:53:58.40 ID:ZvWS06bv0
だが。

三隈はここで、キョトンとした顔を覗かせる。


以下略



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