過去ログ - タイトルを書くと誰かがストーリーを書いてくれるスレ
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940:名無しNIPPER[sage]
2015/01/02(金) 01:46:02.06 ID:GQKtbZc30
>>932
どこまでも果てしなく平和な村

戦士「ぬおー! はやぶさぎり!」

魔王「はっ。その程度の攻撃が効くか小僧!」

魔法使い「離れて戦士! メラゾーマ」

魔王「ぬっ……」

僧侶「バイキルト……勇者さま!」

勇者「これで終わりだ魔王……ギガスラッシュ!」

魔王「ぐっ……ぬあああ!?」

勇者「俺たちの……勝ちだ」

魔王「がはっ……くっ、いまいましい人間が……」

魔王「だが忘れるな……魔王を作り出したのは、貴様ら人間であることを」

魔王「お前たち人間の心に闇がある限り、また別の魔王は生まれるのだ……!」

勇者「――それでも俺は信じてる。人間が、光を胸に抱いて生きていくことを」

僧侶「勇者さま……」キュン

魔王「ふん……ばか、め……」ガクッ

……


魔王「どっこいしょ」ムクッ

魔法使い「ちょっと魔王、あんたどこのおっさんよ」

魔王「うるさい。つい声が出てしまうのだ」

戦士「ていうかよー、オレの攻撃をちっとはくらってくれていいんじゃねえか?」

魔王「あと力を200は上げてから出直すんだな」

魔法使い「そういえば僧侶。最後のあの胸キュン、あれ素だったでしょ?」

僧侶「え? な、なんのことです?」

魔法使い「とぼけちゃって、この子ってばもう」

魔王「おい、それより勇者が一人もくもくと掃除を始めてるぞ。われらも手伝わねば」

勇者「もうちょっと片付けを楽にしたいもんだなあ」

魔王「確かに。おい魔法使い、メラゾーマ禁止だ」

魔法使い「いやよ。ぶっぱなすのが気持ちいいんだもの」

僧侶「勇者さま、ちりとりもってきましたっ」

勇者「お、サンキュ」

戦士「なあなあ、明日は勇者を悪役にしてみないか?」

僧侶「勇者さまは正義の味方です」

魔法使い「たまにはいいじゃない。ねえ」

勇者「そうだな。魔王に討伐されてみるか」

魔王「なら我はダークヒーローらしく振舞おうぞ」

世界を支配できる力で行われるお遊びは、どうやらとても楽しいようで。


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