過去ログ - 【咲安価】 京太郎「これがZOIDS…」 淡「これがゾイドだよ!キョータロー!」6機目
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679:1 ◆g6V0jYwopc[saga]
2014/10/05(日) 14:32:30.59 ID:QGlnVsNko
第17話 「目覚める力」



◇もことの戦闘にオーガノイドなしで勝利しているためイベントが発生します。







◇???




クラッツ「………。」


とある谷の合間に作られたアジト。

そこに一人の男が居た。
齢は60前後といった所だろうか。

しかし彼から発せられる雰囲気が佇まいが、彼を只者ではないという事を表している。


彼の名はオーダイン・クラッツ。

元共和国軍の機動部隊の少佐であり、塞達のの最初の上官だった男だ。

共和国でトップレベルの操縦技量を持ち、スリーパーゾイドの扱いや古代ゾイド人の知識にも明るく、武術の実力も一級品という少佐に留めておくには勿体無い経歴を保っている。
その理由として彼の特殊な生い立ちがある。

彼は簡単に言ってしまえばガイロス帝国の皇帝の親族であった。。
そして当時彼はまだ18歳という少年ながらもその身に流れる皇族の血に見合った才能と実力を兼ね備えた軍人として生きていた。

しかしそれが目についたという事もあったのか、当時様々な暗躍を裏で行っていたプロイツェンに家族を、親族を皆殺しにされた。
彼は家族の助けで唯一命からがら襲撃された屋敷より脱出し、その際に偶然兵士を指揮するプロイツェンの姿を見た。

その時はただただ涙を流し、歯を食いしばりながら逃げることしか出来なかった。
後にその一件は情報操作でテロリストによる物にされていた事をしったクラッツの心情は語るまでもないだろう。



彼は名を変え、顔を自ら傷つけ顔を変え、共和国に軍人として志願した。
全てはプロイツェンに復讐をするために。
元々の才能とその熱意もありみるみるうちに彼は昇格を繰り返し、そう遠くない内に将官にすらなると言われていた。

しかしその事が何処からか漏れ、ばれてしまう。

程なく上層部から彼は帝国からの裏切り者の烙印を押され、少佐として現場で一介の指揮官を務めるだけに終わる。
それを知るものは今でも一握りの軍の上層部だけだ。






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