過去ログ - 【咲安価】 京太郎「これがZOIDS…」 淡「これがゾイドだよ!キョータロー!」6機目
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683:1 ◆g6V0jYwopc[saga]
2014/10/05(日) 15:08:38.14 ID:QGlnVsNko
ヒルツはその世界を滅ぼした末に自身と共にある者だけが生き残れるという思想と、古代ゾイド人の力と彼のオーガノイドがもたらす奇跡の力で一定の信者を集めていた。
そのパイプは両軍の深くまで根付いており凄まじかった。

ヒルツは有能な彼に興味を持ちそのパイプを使い、彼の望むままに共和国軍へと再び就役させた。


彼の目的は自身の有能な手駒を手に入れることだった。

そのために彼は戦災孤児を拾い、育てた。
孤児達は年齢により衰えているものの最高クラスの実力と様々な知識を持つクラッツの操縦技量を、知識をしっかりと学び成長していった。


ちなみに当初の予定では塞達もいずれそうして手駒へと仕立てていく予定だった。

しかし彼は後に帝国軍のとある部隊の活躍で身を隠さざるを得なくなる。



今後目障りになりそうな彼らとプロイツェンの手駒であるPK師団の戦力を削ぐべく森林地帯でクラッツは手駒である孤児達に奇襲を仕掛けるように指示をする。
だが彼らは帝国軍の想像以上の強さの前に対木もこを残し全滅する。

またクラッツ自身も奇襲により負傷し愛機を失う。

そこで1つの後さんが生まれた。
捨て駒に過ぎない孤児達を失った彼は孤児達にすっかり情が湧いてしまっていた。

孤児たちとあの少女の影がどうしても重なる。
まるであの少女を自身が殺しているような錯覚に陥り彼は苦悩した。

とっくにそんな感情は捨てているはずだったのに。

それから2年間彼は迷い続けた。
復讐を続けるべきか否か。

だが状況はついに彼に決断の時を迫った。


そして現在、ただ静かに部屋で佇む彼の元に複数の影が近づく。






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