過去ログ - 黒井「なんでこうも上手くいかないのだ……!」??「ど、どうしたんですか?」
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1: ◆7.XWSWqCYo[saga]
2014/09/30(火) 22:54:45.69 ID:TwQG9H720
当ssは黒井社長のハートフルコメディでございます

※オリキャラが登場する
※オリジナルの設定がある
※時系列が色々と違う
※黒井社長が金持ちじゃない、というか黒井社長と高木社長が本編よりも若い
※保険をかけてばかりの俺がウザい

以上の要素が含まれますのでご注意を

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2:>>1 ◆7.XWSWqCYo[saga]
2014/09/30(火) 22:55:41.56 ID:TwQG9H720
黒井(……勢いで辞表を叩きつけてしまったな)

>以上、モノクロプロのトップアイドル、音無小鳥ちゃんでしたー!

黒井(街を歩けばどこもかしこも高木がプロデュースしている音無小鳥の話題ばかり。私の担当してい"た"アイドルの名前なんぞ上がりゃしない)
以下略



3:>>1 ◆7.XWSWqCYo[saga]
2014/09/30(火) 22:56:25.13 ID:TwQG9H720
西條「……なるほど。同僚の高木さんが音無小鳥さんをヒットさせたことに焦ったあなたの上司があなたのアイドルに……いわゆる枕営業をさせた、ということですか」

黒井「……それも私が知らないうちにな。許せなくなった私はすぐに辞表を叩きつけてやったよ」

黒井「ま、それは言い換えればアイドルから"逃げた"ということだが」
以下略



4:>>1 ◆7.XWSWqCYo[saga]
2014/09/30(火) 22:57:06.37 ID:TwQG9H720
西條「僕はね、そこそこ頭のいい大学を首席で卒業してから高木フーズに就職したんです」

黒井「……自慢か?」

西條「いやいや、とても自慢になることではありませんよ」
以下略



5:>>1 ◆7.XWSWqCYo[saga]
2014/09/30(火) 22:57:48.65 ID:TwQG9H720
西條「ですが、僕はまだまだ諦めませんよ! 泥だらけの靴を舐めることになっても次の就職先を見つけてやるんですから! 前にさえ進んでいればなんとかなります!」

西條「だから黒井さん、あなたも一緒に頑張ってみませんか? 素人目に見てもあなたには才能があるんですから! 僕が断言しますよ!」

黒井「……才能か、それなら高木の方が優れている。何しろ、才能ある者を見抜く直感があるのだからな」
以下略



6:>>1 ◆gGK4tUqKfY[saga]
2014/09/30(火) 22:58:24.42 ID:TwQG9H720
黒井「よし、なら今から我々"961プロ"のモットー、指針を発表しよう」

西條「……気が早すぎやしませんか? それに961プロって」

黒井「うるさい! よく聞いておけよ……そうだな……」
以下略



7:>>1 ◆7.XWSWqCYo[saga]
2014/09/30(火) 22:59:05.12 ID:TwQG9H720
ーー翌日

黒井「フハハハハハ!! ついに! ついに961プロが誕生したぞ!」

西條「……随分とテンション高いですね」
以下略



8:>>1 ◆7.XWSWqCYo[saga]
2014/09/30(火) 22:59:41.39 ID:TwQG9H720
黒井「……なあ西條」

西條「なんです? 最後の机を運ぶ時に腰をヤった挙句、後の用事を全て僕に押し付けたことに対する謝罪ですか?」

黒井「……それはもう謝っただろう。それよりも私のキャラ付けについてなのだが」
以下略



9:>>1 ◆7.XWSWqCYo[saga]
2014/09/30(火) 23:00:11.10 ID:TwQG9H720
西條「でもそれをやるにしてもまずはアイドルが居ないと話になりませんよ?」

黒井「……今は何時だ?」

西條「午後の6時ですが……まさか」
以下略



10:>>1 ◆7.XWSWqCYo[saga]
2014/09/30(火) 23:01:13.08 ID:TwQG9H720
西條「……社長」

黒井「なんだ?」

西條「普通、スカウトって僕たちが探しに行く側じゃないんですか?」
以下略



11:>>1 ◆7.XWSWqCYo[saga]
2014/09/30(火) 23:01:41.44 ID:TwQG9H720
??「あ、あのぅ……」

黒井「!! 貴様はアイドルになりたいのか!?」

??「ひ、ひいっ!! や、やっぱり結構ですううぅぅぅ!!」
以下略



12:>>1 ◆7.XWSWqCYo[saga]
2014/09/30(火) 23:02:10.99 ID:TwQG9H720
??「てりゃあああああああ!!」

黒井「ぬおあっ!?」ドンガラガッシャーン

西條「しゃ、社長!?」
以下略



13:>>1 ◆7.XWSWqCYo[saga]
2014/09/30(火) 23:02:48.44 ID:TwQG9H720
黒井「……というわけでアイドル、やってみないか?」

真「うーんアイドルかぁ……ボク、かわいい衣装が着れたらなってもいいかなー、なんて」

真「でも学校とかあるし……」
以下略



14:>>1 ◆7.XWSWqCYo[saga]
2014/09/30(火) 23:03:31.24 ID:TwQG9H720
雪歩「私……昔から犬と男の人が苦手で……しかも地味だったから、アイドルになれば何か変わるかな……って考えたんです」

雪歩「……それに、961プロさんには男の人しか居ませんから、男嫌いも治せたらいいかな……って」

黒井「……情けないことだが、まだアイドルも従業員も我々しか居ないのだよ」
以下略



15:>>1 ◆7.XWSWqCYo[saga]
2014/09/30(火) 23:04:20.71 ID:TwQG9H720
黒井(……どうしてこうなったのだ)

雪歩「ひ、ひうぅっ」

黒井(どちらかというと女の扱いに長けてそうな西條が男嫌いの萩原雪歩についていった方が良かっただろう!)
以下略



16:>>1 ◆7.XWSWqCYo[saga]
2014/09/30(火) 23:05:19.97 ID:TwQG9H720
雪歩「こ、ここですぅ!」

黒井(親御さんが会社の社長か何かなのか……? やたら土地の広い家だな)

雪歩「た、ただいまお父さん!」
以下略



17:>>1 ◆7.XWSWqCYo[saga]
2014/09/30(火) 23:05:50.41 ID:TwQG9H720
雪歩父「ガハハハハハ!! まさか雪歩がアイドルになりたいなんてなあ!!」

雪歩「お、お父さん、飲み過ぎだよぅ」

黒井(な、なんとか殺されずに済んだぞ! ただ萩原雪歩を祝う宴会だというのに"お弟子さん"とやらの視線が怖いのだが……)
以下略



18:>>1 ◆7.XWSWqCYo[saga]
2014/09/30(火) 23:06:22.77 ID:TwQG9H720
雪歩父「……私の嫁は雪歩が幼い頃に病気で亡くなってしまってね……だから、私はうちの人間やベビーシッターに雪歩の世話を任せっきりにしてきた」

黒井「…………」

雪歩「…………」
以下略



19:>>1 ◆7.XWSWqCYo[saga]
2014/09/30(火) 23:07:00.19 ID:TwQG9H720
黒井「ただ私は……怖いのです。雪歩ちゃんをちゃんとトップアイドルに導いてやれるか、これからの生活を保証してやれるか……ですが、私ははっきりと言わせてもらいます」

黒井「私は雪歩ちゃんが辞めたいと言うまで。いや、トップアイドルになるまでは、トップアイドルであり続けられる間は、雪歩ちゃんにトコトン努力してもらいます。そこに一切の妥協はしません」

黒井「そして雪歩ちゃんが何らかの理由で傷付いた時は、私とうちのプロデューサーの西條とあなたで雪歩ちゃんをフォローしなければなりません」
以下略



20:>>1 ◆7.XWSWqCYo[saga]
2014/09/30(火) 23:07:35.84 ID:TwQG9H720
黒井(……なんとかなったな。雪歩のお父さんとのコネも得られたし、何よりも初めてのアイドルがうちに入ったというのが大きい)

黒井(……寿命は10年程縮んだがな)

黒井「……今帰った」
以下略



21:>>1 ◆7.XWSWqCYo[saga]
2014/09/30(火) 23:08:32.15 ID:TwQG9H720
書き溜めがあっさりと切れたので今日はここまでです

テンポ早すぎるかな…


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