過去ログ - モバP「茄子の幸運が凄まじすぎる」
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2014/10/01(水) 22:30:20.10 ID:QYzyE30x0
 モバP「(と、そんな風に数日間怯えて暮らしていたわけだが)」 
  
 モバP「無い……やっぱり、無いな」 
  
 モバP「(どのスポーツ新聞にも週刊誌にも、俺と茄子とのことが出ていない)」 
  
 モバP「(偶然、誰にも見とがめられなかったというのだろうか)」 
  
 モバP「(あるいは、見られたが茄子とはバレなかったか)」 
  
 モバP「(どっちにしても、これは本来ならありえないことだ)」 
  
 ちひろ「難しい顔して、どうしたんですか? 雑誌……こんなに集めて。何か調べ物ですか?」 
  
 モバP「ねえちひろさん。例えばの話ですけどね」 
  
 モバP「もしうちのアイドルの誰かが、担当Pと路上でキスしてたら、すごい騒ぎになりますよね」 
  
 ちひろ「え、そんなの当り前じゃないですか。写真取られて拡散されて……大変ですよ」 
  
 ちひろ「まさか、誰かそんなことしたんですか……?」 
  
 モバP「いえ、そういうことでは。大したことじゃないんですよ」 
  
 モバP「(やはりこれは……茄子の能力か)」 
  
 茄子「只今戻りました〜」 
  
 モバP「お、おう。お帰り、茄子。今日もレッスンお疲れ様」 
  
 茄子「はい、きっちり頑張ってきましたよ」 
  
 モバP「(茄子が帰ってくると、ちひろさんは静かに自分の席に戻った)」 
  
 モバP「(その横顔が微かに引き攣っていたように見えたのは……気のせいか?)」 
  
 茄子「……あ、どうでした? 週刊誌。私たちのこと、載ってなかったでしょう」 
  
 モバP「……ああ。雑誌にも新聞にも無い。茄子が何かやったのか?」 
  
 茄子「もう、何かやっただなんて人聞きの悪いこと言わないでください」 
  
 茄子「これも私の幸運ですよ♪」 
  
 モバP「(やはり……そういうことなのか)」 
  
 茄子「どうです? 私の言ってたこと、理解してもらえましたか」 
  
 茄子「もっと……私の事、知りたいと思いませんか?」 
  
 茄子「モバPさんになら、教えてあげますよ……」 
  
 モバP「……いや、ダメだ。単なる偶然かもしれない。軽率な行動を取るわけには」 
  
 茄子「へえ、そう来ますか……いいですよ。それなら何度でも、分からせてあげますから」 
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