72: ◆Qa6S.QUgqI[sage]
2014/10/06(月) 00:28:20.41 ID:+M/DlQgpo
ことり「みんなりんちゃんなんか知らないって言い出して」
ことり「最初は冗談だと思ったの」
ことり「でもいつまで経ってもそのままで」
ことり「みんなおかしくなっちゃったの」
ことり「それで私、りんちゃんの家まで」
りん「ことりちゃん……」
りんはまた泣いた。
たぶん海より多く涙を流した。
地球が揺れるくらい泣き叫んだ。
悲しみの涙より、喜びの涙の方がずっとすごいということを知った。
りん「あうあうあうあうあ」
ことり「うん。大丈夫、大丈夫だよ」
しばらくしてようやく落ち着いてきたりんは、包み隠さず嘘偽りなく全てを話した。
ことり「そんなことが……」
ことりちゃんはなにも追求せず、ただ信じてくれた。
りん「ごめんなさい」
ことり「うん。怒ったよ」
りん「ごめんなさい」
ことり「でももう反省してるんだよね」
りん「ごめんなさい」
ことり「だから、もう許したよ」
りん「もう、絆メーカーは使わないから」
ことり「うん」
りん「……?」
ことり「みんなに、謝りに行こう?」
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