8:くすっち天頂 ◆hTbGSp6ZJk[sage]
2014/10/02(木) 21:57:01.92 ID:O6i/6e3C0
比企谷「ん……」
一瞬のめまいの後、再び瞼を開けると、俺はなぜかスーツに身をくるんでいた。
由比ケ浜「うう……って、ええっ!?ヒッキー何その格好!」
比企谷「スーツだと!?俺は働かないぞ!絶対に働かないからな!世界を救うにしてもそこだけは譲れない!」
雪ノ下「はぁ、全く相変わらずね……」
比企谷「つーかこれマジでどうなってんだよ……」
雪ノ下「服の中をいろいろ見てみたら?何かわかるかもしれないわよ?」
比企谷「ん……そうだな」
すると、胸ポケットから見覚えのない財布が出てきた。
中を見るとそこには、
比企谷「きょ、教員免許だと……?」
間違いない、俺の名前と写真の下に中学校教師であることを示す免許があった。
無論、俺に覚えはない。
雪ノ下「比企谷君が人に教えられることなど何一つないと思うのだけれど」
比企谷「ばっかお前、あれだよ、めちゃくちゃあるよ。例えばだな……」
由比ケ浜「ああ!わかった!反面教師って奴だね!」
こんの野郎……。
雪ノ下「そうね、由比ケ浜さんの言う通りね」
比企谷「はぁ……つまりこれが俺のこの世界でやるべきことに関係あるってことか?」
雪ノ下「そう考えるのが妥当でしょうね」
由比ケ浜「他に何かないの?」
財布の中には他にも、一枚のメモがあった。
『赴任先 大貝第一中学校』
比企谷「大貝第一中学校……これって!」
雪ノ下「知っているの?」
由比ケ浜「聞いたこと無いね」
比企谷「いや……大貝第一中学校っていったら、マナちゃん達が通ってる中学じゃないか」
由比ケ浜「マナちゃん……?」
比企谷「マナ、相田マナ。……ハートのスートを司るプリキュア、キュアハートだ」
雪ノ下「プリキュア……?キュアハート?」
比企谷「火野先生は、ライダーの世界が他の世界とつながってしまったと言っていた、も
しそれが本当だとすれば……この世界は、仮面ライダーブレイドの世界は、ドキドキプリ
キュアの世界とつながっていることになる」
由比ケ浜「どっちも聞いたこと無い……それもそのベルトの効果なの?」
比企谷「いや、ベルトで知ったのはブレイドのことだけだ」
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