過去ログ - 八幡「自意識過剰だ……」
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17: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:03:00.23 ID:jLUW2A2y0
由比ヶ浜はそっと確かめるように唇を小指で撫でてから軽くうなずき

頬杖をつくようなしぐさでゆっくり、ゆっくりと

手首の青いシュシュを気持ちちょっと突き出した唇へ持っていく……
以下略



18: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:03:55.74 ID:jLUW2A2y0
あくまでもこれは俺の主観だ、由比ヶ浜の主観では何の意味もなく

意識せずただ頬杖ついているだけかもしれない…

かもれないのはわかっているんだが
以下略



19: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:04:42.36 ID:jLUW2A2y0
八幡(うわぁぁぁ、うわ、うっわぁぁああ!)

ゆっくりと押し付けられて少しずつ歪んでいく唇から

正直目が離せない、なんか由比ヶ浜に色気すら感じ始めている


20: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:05:43.40 ID:jLUW2A2y0
俺の自意識がここ数日繰り返されるこの光景に

何か意味があるものなんじゃないかと自問自答を始める

八幡(いやいやいや!)
以下略



21: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:06:42.09 ID:jLUW2A2y0
この意味深な行動を度々目撃するようになってから

由比ヶ浜の唇がやたら気になって仕方がない

だがそんなこと本人に気取られるわけにはいかん


22: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:07:28.10 ID:jLUW2A2y0
あまつさえ

八幡「…お前俺があげたシュシュにキスしてない?あれ、恥ずかしいからやめてくれないか?」

なんて言える訳がない!!


23: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:08:15.75 ID:jLUW2A2y0
これで由比ヶ浜が何も意図してなかったら赤っ恥では済まされない

由比ヶ浜「…え、ヒッキー何いってんの?そんなつもりないんだけど…」

とか
以下略



24: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:10:05.33 ID:jLUW2A2y0
俺は由比ヶ浜の口元に縫い付けられた視線を引き剥がし

なんとか机に突っ伏すと、なんも見ていない気にしていないと自分に言い聞かせる

休み時間のインターバルを挟みつつ
以下略



25: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:11:23.33 ID:jLUW2A2y0
帰りのホームルームが終わり

銘銘自らの役割を果たすべく教室から飛び出していく

あるものはルンルンとあるものはだるだるーと
以下略



26: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:12:56.58 ID:jLUW2A2y0
奉仕部部室の入り口は来る者拒まず今日も鍵は開けられていた

雪ノ下さん授業出てます?俺もかなり早く着いたと思うんだけど…

八幡「…うーす」ガララッ
以下略



27: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:13:47.59 ID:jLUW2A2y0
しばらく由比ヶ浜が来るまで互いに自分のやることに没頭する

そんな時間のはずだったんだが…

(じーーーー)
以下略



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