22: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:07:28.10 ID:jLUW2A2y0
あまつさえ
八幡「…お前俺があげたシュシュにキスしてない?あれ、恥ずかしいからやめてくれないか?」
なんて言える訳がない!!
23: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:08:15.75 ID:jLUW2A2y0
これで由比ヶ浜が何も意図してなかったら赤っ恥では済まされない
由比ヶ浜「…え、ヒッキー何いってんの?そんなつもりないんだけど…」
とか
24: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:10:05.33 ID:jLUW2A2y0
俺は由比ヶ浜の口元に縫い付けられた視線を引き剥がし
なんとか机に突っ伏すと、なんも見ていない気にしていないと自分に言い聞かせる
休み時間のインターバルを挟みつつ
25: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:11:23.33 ID:jLUW2A2y0
帰りのホームルームが終わり
銘銘自らの役割を果たすべく教室から飛び出していく
あるものはルンルンとあるものはだるだるーと
26: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:12:56.58 ID:jLUW2A2y0
奉仕部部室の入り口は来る者拒まず今日も鍵は開けられていた
雪ノ下さん授業出てます?俺もかなり早く着いたと思うんだけど…
八幡「…うーす」ガララッ
27: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:13:47.59 ID:jLUW2A2y0
しばらく由比ヶ浜が来るまで互いに自分のやることに没頭する
そんな時間のはずだったんだが…
(じーーーー)
28: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:14:48.10 ID:jLUW2A2y0
こちらは由比ヶ浜のそれと違い
なんか体全体を押しつぶしてきそうな質量を感じる
俺悪いことしたっけ?ついビクビクしてしまいつつも、
29: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:16:19.93 ID:jLUW2A2y0
そしてここ数日から部室にいるときにだけ身に着け始めたそれを盗み見る
雪ノ下の黒髪にそのピンクのシュシュはよく映えていた
いつものリボンはこの時には外し
30: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:17:08.06 ID:jLUW2A2y0
そうだな…ちょうど文実をしていた頃、無理をして倒れた雪ノ下を
見舞いに行った時にしていた髪形をもうちょっと整えた感じだな
俺がチラチラ観察し始めるとさっきまでの視線…
31: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:18:44.58 ID:jLUW2A2y0
かわりに一通りそわそわしてから瞑目し、おもむろに手櫛で髪をすき始める
その仕草にすら危うく見惚れそうになるが本番はこれから
髪をすいた流れでピンクのシュシュに手を伸ばすと
32: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:19:34.10 ID:jLUW2A2y0
そのポーズは確かにいつも雪ノ下が何か思索に耽るときのお決まりのものだ
シュシュに手を伸ばしたのもただの手慰みとも考えられる
考えられるんだが……
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