31: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:18:44.58 ID:jLUW2A2y0
かわりに一通りそわそわしてから瞑目し、おもむろに手櫛で髪をすき始める
その仕草にすら危うく見惚れそうになるが本番はこれから
髪をすいた流れでピンクのシュシュに手を伸ばすと
32: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:19:34.10 ID:jLUW2A2y0
そのポーズは確かにいつも雪ノ下が何か思索に耽るときのお決まりのものだ
シュシュに手を伸ばしたのもただの手慰みとも考えられる
考えられるんだが……
33: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:20:17.31 ID:jLUW2A2y0
八幡(〜〜〜ッ!ぐわぁーー!ふわぁぁぁああ!)
いつも大人びた雰囲気を纏った雪ノ下が
ピンクのシュシュを身に着けることで少しあどけなく感じ
34: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:21:08.05 ID:jLUW2A2y0
が、あくまでこれも俺の主観である
雪ノ下の主観では、ただ読んでいる本に集中しすぎているだけにすぎず
これまたなんの真意もないということだってありえる
35: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:22:09.64 ID:jLUW2A2y0
間違えても
八幡「お前、いくらなんでも俺の目の前でプレゼントにキスとかやめろ…は、恥ずいだろ……」
なんて言ってはいけない!!
36: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:22:59.23 ID:jLUW2A2y0
雪ノ下のことだ……
雪ノ下「…何を言い出したのかしら、この最低男は」
と下卑たものを見る目で
37: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:24:10.98 ID:jLUW2A2y0
しかし妄想の雪ノ下さん絶好調だな、こいつが俺を貶す様はいくらでも思いつくから困る
とまあこんな感じで部室でも俺の自意識が妙に刺激される日々が続いた
38: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:25:26.12 ID:jLUW2A2y0
さて改めて状況を整理してみたが…これ異常だな
教室で、由比ヶ浜がってだけならもしかしたら……と流していたかもしれない
しかし部室で、雪ノ下までもとなると流石に違和感を感じられる
39: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:26:24.57 ID:jLUW2A2y0
それは『シュシュ』に『唇』だ
これは偶然の一致だろうか?いやないだろう
では意味があるとすれば何か取っ掛かりがあるはずだ…
40: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:27:23.06 ID:jLUW2A2y0
ならその始める前日に何かあり、その何かが原因でこんな行動を
とり始めたという仮定はどうだろう?
他に何も取っ掛かりが思いつかない以上
41: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:28:18.14 ID:jLUW2A2y0
えーと、でも特に変わったことはなかったよな…?
普通に授業受けて、なんの依頼もない部活を紅茶を啜りながらすごし…
いや、そういえば平塚先生の仕事を手伝うように言われて俺は別行動だったか
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