過去ログ - 八幡「自意識過剰だ……」
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59: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/03(金) 23:19:53.23 ID:VJlsYprb0
八幡「頑なにノックをしない姿勢はかーちゃんみたいだな…未婚なのに『ゴッ』痛゛!」

由比ヶ浜さんはそんな私たちのやり取りを見て苦笑いを浮かべつつ

由比ヶ浜「あはは…、先生ヒッキーに何か用事があるんですか?」
以下略



60: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/03(金) 23:21:00.64 ID:VJlsYprb0
平塚「ああ、ちょっと荷物を運ぶのを手伝ってもらおうと思ってな」

適当な生徒が捕まらなくてな〜と、奉仕部部室まで足を運んだ理由をにこやかに話しているが

それだけではなく、先生は彼がお気に入りなのだろう
以下略



61: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/03(金) 23:22:00.27 ID:VJlsYprb0
雪ノ下「…ハア」

駄目ね…そういうことを考えちゃ

結局この考えの辿り着く先は泥沼……昔、散々嫌悪してきた感情の坩堝の原点
以下略



62: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/03(金) 23:23:06.55 ID:VJlsYprb0
八幡「なんかもう俺は手伝うのは決定したものとして話が進んでいる…」

彼がいつものごとく場の流れに抗う姿勢を見せていた

なんだかんだ言って断らないくせに…
以下略



63: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/03(金) 23:24:28.80 ID:VJlsYprb0
平塚「フフ、いや荷物は重い上、数はないから一緒に担いで数回往復すれば終わりだ」

由比ヶ浜「あたしとゆきのんで…一緒に担ぐのは?」

平塚「ちょっと重すぎてキツイだろうな」
以下略



64: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/03(金) 23:25:29.69 ID:VJlsYprb0
八幡「いてて、引っ張んないで……腕取れちゃう、取れちゃうから!それと…!」

彼は引きずられつつ机の上のあるものを気にかけていた

それは最近私を悩ませている、由比ヶ浜さんと一緒に彼にプレゼントした……
以下略



65: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/03(金) 23:26:48.51 ID:VJlsYprb0
雪ノ下「何を気にしているのかしら?別にそれくらい普通のことよ」

由比ヶ浜「そ、そうそう!洗うだけだから!本当!」

……由比ヶ浜さん、それでは洗う以外の何かを想像させてあの男には逆効果よ
以下略



66: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/03(金) 23:27:56.99 ID:VJlsYprb0
由比ヶ浜「はう〜、湯呑みのこと意識しすぎて変な事言っちゃったよ〜」

彼と平塚先生が去った後、由比ヶ浜さんは机に伏せて項垂れていた

由比ヶ浜「それもこれも!」
以下略



67: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/03(金) 23:29:07.83 ID:VJlsYprb0
三学期最初の頃は気にも留めていなかった

けれど、私たちは湯呑みをプレゼントすることの危険性を全く考慮していなかった

まさか彼が、目の前でその、何度も何度も、口付けするのを見続けるのがこんなにも…
以下略



68: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/03(金) 23:30:01.56 ID:VJlsYprb0
ただ、彼が湯呑みに向ける視線がなんというか…凄く優しくて

由比ヶ浜「あたしもあんな目で見つめて欲しいし!」

それに扱うときやたら慎重で、湯呑みの中の紅茶の温かさを感じようと撫でる仕草が…
以下略



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