71: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/03(金) 23:33:28.80 ID:VJlsYprb0
由比ヶ浜「ヒッキーならこんな時どうするかな…?」
同じようなことを考えていた由比ヶ浜さんのつぶやきに、つい笑みがこぼれる
そしてある閃きも一緒にこぼれてきた
72: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/03(金) 23:34:42.11 ID:VJlsYprb0
由比ヶ浜「ええ!?いくらなんでもそれは、ちょっと、その、告白っぽくない?(ボソ)」
由比ヶ浜さんはこれ以上ないくらい顔を赤くして両手でバッテンを描き反対する
私はそんな彼女の可愛い勘違いにクスッとしつつ、それを正すために今思いついた計画を話始める
73: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/03(金) 23:35:14.78 ID:VJlsYprb0
勝負事になるとつい後先考えなくなってしまう……
これからやることを想像するとらしくなく顔が熱くなる
由比ヶ浜「でもこんな遠まわしなやり方で、ヒッキーちゃんと気づいてくれるかな…?」
74: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/03(金) 23:36:29.62 ID:VJlsYprb0
Bそして自意識過剰のイタチゴッコは続く
取っ掛かり〜取っ掛かり〜〜…駄目だ
75: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/03(金) 23:37:27.63 ID:VJlsYprb0
由比ヶ浜「やっはろー!」ガララッ
雪ノ下「こんにちは、由比ヶ浜さん」
八幡「…おす」
76: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/03(金) 23:38:20.09 ID:VJlsYprb0
由比ヶ浜はいつものように所定の場所に鞄を置き、椅子を気持ち雪ノ下寄りにずらして座る
最近は雪ノ下も何も言わない……順調に調教は進んでいるようです
椅子の場所を最初から近めに置かないのが最後の防波堤のようだ
77: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/03(金) 23:38:52.50 ID:VJlsYprb0
別の取っ掛かりから攻めた方が良さそうだ
何故かわからないが奉仕部部室で2人が揃うと、例の妙な行動は鳴りを潜める
厳密に言えば
78: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/03(金) 23:39:54.14 ID:VJlsYprb0
しばし雪ノ下が紅茶をいれる準備をしていると、部室にやかんから漏れ出した湿った暖かさと
十分に暖めたポットに入れられた茶葉の乾燥した香りが充満する
雪ノ下は手際よく沸騰したお湯をガラス製のポットに勢いよく注ぐ
79: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/03(金) 23:40:31.25 ID:VJlsYprb0
そして小町曰く「この時間が勝負なんだよ!」という蒸らしの時間だ
小町は雪ノ下から貰った茶葉を家にあった紅茶をいれる道具一式で何度かいれてくれた
毎回あいつは蒸らしてる間ポットをじーっと見つめていたが、
80: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/03(金) 23:41:23.37 ID:VJlsYprb0
雪ノ下と言えば、蒸らしている間も暖めておいた各々の茶器の準備に余念がない
最後にポットの中身を長いスプーンみたいなので軽く混ぜ
茶こしをあてたティーカップ、マグカップ、最後に湯呑みに紅茶をまわしながら注ぐ
81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 23:41:23.62 ID:i6ZFJaYL0
あの落とすやつ真似するシャーリーは可愛かったのう
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