83: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/03(金) 23:42:56.28 ID:VJlsYprb0
八幡「…なんだよ?」
雪ノ下「何のことかしら?」
由比ヶ浜「そうそう!き、気にしないで!」
84: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/03(金) 23:43:47.81 ID:VJlsYprb0
まあいい…どんなことでも今は情報になる、二人の違和感が見つかればそれは前進だろう
やっぱり紅茶の時間が何かの鍵らしいな…
俺は思考を走らせつつ、冷え切った手を湯呑みに当ててカイロ代わりにする…アッタカイ…
85: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/03(金) 23:44:34.67 ID:VJlsYprb0
猫舌の俺はともかく雪ノ下や由比ヶ浜まで紅茶に手をつけていない…何かを待ってるのか?
……もしかして毒でも入ってるのかしらん
八幡「お前ら、紅茶冷めるぞ……」
86: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/03(金) 23:45:36.97 ID:VJlsYprb0
なんだ?紅茶に秘密があるのか?俺のリアクション待ち?うーん、わからん…
ここまでくれば後は案ずるより産むが易し、だな…
俺は十分冷めただろう紅茶を飲もうと、湯呑みを口に運ぶ
87: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/03(金) 23:46:50.96 ID:VJlsYprb0
ここ数日で最大出力の視線だ!これだ!恐らくこの視線の先がこいつらの変化の元凶!
湯呑み?
違う!
88: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/03(金) 23:47:46.23 ID:VJlsYprb0
由比ヶ浜「ちょ、ちょっとヒッキー大丈夫!?」
雪ノ下「由比ヶ浜さん拭くものを!」
泡を食って二人が部室備え付けの台ふきんやら自前のハンドタオルやらを寄越してくる
89: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/03(金) 23:48:37.98 ID:VJlsYprb0
八幡「お、お前らな〜!」
正直紅茶を被ったのは別にどうでもいい、かろうじて自己責任とも言えるしな…
だがその原因を意識させた二人には一言言ってやらねばなるまい
90: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/03(金) 23:49:20.53 ID:VJlsYprb0
つまりこうだ
ここ数日、俺が青いシュシュとピンクのシュシュ、そして二人の唇に感じていたことが
二人にとってはそっくりそのまま俺とこの湯呑みに返ってくると、そういうわけだ
91: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/03(金) 23:50:27.55 ID:VJlsYprb0
だってそうだろ?この真相があっているということは二人は俺が紅茶を飲む時、
そういう想像をしたとそういうことだ
だがこれはこの一連の出来事を、俺の主観で見た時導き出される一つの推論だ
92: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/03(金) 23:51:17.60 ID:VJlsYprb0
雪ノ下「なんてこと、とはなんのことかしらね?由比ヶ浜さん」
由比ヶ浜「えへへ!あたしもわかんないなー?ね!ゆきのん」
片目を瞑りしてやったりの微笑を浮かべる雪ノ下と、満面の笑顔の由比ヶ浜
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