過去ログ - 穂乃果「夏色のキセキ」
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138: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2014/10/15(水) 02:33:01.54 ID:aE9nmoYvo
穂乃果「はぁ...はぁ...」

 音楽が鳴り終わると、自分の息切れする声と心臓のばくばく言う音が聞こえてくる、続いて割れんばかりの歓声に包まれる。

 多分今までの中で一番のパフォーマンスだった、みんなの表情と体に満ちた充実感がそう告げていた。
以下略



139: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2014/10/15(水) 02:36:24.32 ID:aE9nmoYvo
穂乃果「みんな...わ、私...」

 お客さんからも、海未ちゃん達からも、私は穂乃果ちゃんに見えてるわけで、そんなの最初から分かっていたはずなのに、むしろ私自身が望んだことなのに、どうして...。

穂乃果「うっ...くっ...」
以下略



140: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2014/10/15(水) 02:37:13.85 ID:aE9nmoYvo
凛「かよちん!!」

穂乃果「えっ...?」

凛「凛は、かよちんのままのかよちんが一番好き!だから...だから戻ってきて――――っ!!」
以下略



141: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2014/10/15(水) 02:38:39.06 ID:aE9nmoYvo
 急に、今まで体を圧迫してきていた感触、絵里が抱きついてきていた感覚がなくなる、そもそもそんな事実はなかったかのように微かな余韻すらも残っていない。

「...これって」

凛「かよちん!」
以下略



142: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2014/10/15(水) 02:39:45.24 ID:aE9nmoYvo
凛「ごめん、応援するって言ったのに、邪魔しちゃった」

花陽「そんなの...、謝るのは私の方だよ、心配かけちゃったよね、ごめんね」

凛「ほんとだよ...!ほんとに、かよちんのバカ...!」
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143: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2014/10/15(水) 02:41:03.48 ID:aE9nmoYvo
―――


海未「...何言ってるんですか?」

以下略



144: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2014/10/15(水) 02:42:17.36 ID:aE9nmoYvo
にこ「そんな非現実的なことあるわけないでしょ」

ことり「でもここ最近穂乃果ちゃんの様子変だな〜とは思ってたよね」

穂乃果「え、気づいてたの?」
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145: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2014/10/15(水) 02:43:11.12 ID:aE9nmoYvo
海未「...何こそこそ話してるんですか、別に私だって信じてないわけじゃないですよ」

穂乃果「そうなの?」

海未「ええ、じゃないと凛の奇行に説明がつきませんし」
以下略



146: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2014/10/15(水) 02:46:02.49 ID:aE9nmoYvo
ことり「でも、入れ替わりっていうか、他の人に乗り移れたら面白そうだよね」

花陽「え、そうかな...」

穂乃果「誰か入れ替わりたい人がいるの?」
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147: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2014/10/15(水) 02:51:01.35 ID:aE9nmoYvo
希「にこっちはやっぱりアイドルの人になってみたい?」

にこ「ん〜、思わなくはないけど...やっぱにこ自身がアイドルにならなきゃ夢が叶ったとはいえないでしょ」

希「へぇ」
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148: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2014/10/15(水) 02:52:19.13 ID:aE9nmoYvo
――


 ここ数日毎日訪れていた神田神社の境内、だが一人で来るのは久しぶりだった。

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