過去ログ - 穂乃果「夏色のキセキ」
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187: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2014/12/08(月) 23:53:06.80 ID:nbkFgfojo
 がらっ。

海未「えっ?」

園田母「あら、海未さんまた入ったの?」
以下略



188: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2014/12/08(月) 23:56:06.00 ID:nbkFgfojo
海未「とりあえず...もう上がりますか」

 湯船から立ち上がって風呂場から出ようとしたところで、思ったように足が前に出ずつんのめりそうになり、咄嗟に壁に手をついた。

海未「っ...と、少し長風呂すぎましたかね...」
以下略



189: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2014/12/09(火) 00:04:32.76 ID:kypFSx22o
 なんとなく足音を殺しつつ廊下を自室に向かう、両親は共に居間にいるらしく出会うことはなかった。

 部屋の前で小さく肩を震わせる、もう秋も半ば、さすがにタオル一枚では肌寒い季節だ、湯冷めする前に早く服を着よう。

 そう思って戸を開けると。
以下略



190: ◆YGEX1y1gzI[sage saga]
2014/12/09(火) 00:10:23.70 ID:kypFSx22o
 よく見れば着ているのは風呂に行く前に自分が準備したはずの寝間着のようだ、なるほど籠に着替えが無かったのはこのためか...って

「「ええええええええええ!!?」」

 二人の叫び声が見事なハーモニーで家に響き渡る。
以下略



191: ◆YGEX1y1gzI[sage saga]
2014/12/09(火) 00:18:44.97 ID:kypFSx22o
 娘のプライバシーを尊重する親で助かったと言うべきか、母の声は部屋のすぐ前で聞こえたが中を覗かれるようなことはなかった。

 気配が遠ざかって行くのを確認してから、息を殺していた二人が口を開く。

海未「...一体どういうことですか」
以下略



192: ◆YGEX1y1gzI[sage saga]
2014/12/09(火) 00:25:25.26 ID:kypFSx22o
海未「......とりあえず」

海未「服を着ましょうか」

海未「ええ」
以下略



193: ◆YGEX1y1gzI[sage saga]
2014/12/09(火) 00:28:35.36 ID:kypFSx22o
海未「だから勝手に出ないでくださいって!」

海未「だから勝手もなにも私の携帯ですって!」

穂乃果『海未ちゃーん?あれ、聞こえるー?』
以下略



194: ◆YGEX1y1gzI[sage saga]
2014/12/09(火) 00:37:48.83 ID:kypFSx22o
海未「穂乃果ですか?何かあったんですか?」

 いつの間にか着替え終わったらしい『海未』が後ろから話しかけてくる。

海未「話し中なんだから静かにしてください」
以下略



195: ◆YGEX1y1gzI[sage saga]
2014/12/09(火) 01:03:10.56 ID:kypFSx22o
海未「あっ、ま、待ってください」

穂乃果『えっ?』

 思わず呼び止めてしまった、黙っておけば少なくともこの場は何事もなく済ませられるだろうし、このことを他人に広めるべきでないのは間違いない。
以下略



196:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/09(火) 06:13:22.57 ID:qRFdQOGuo
私が私を見つめてました(哲学)


197:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/09(火) 10:45:46.83 ID:vPnlZZkR0
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