過去ログ - 穂乃果「夏色のキセキ」
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297: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2015/05/27(水) 01:25:24.08 ID:+D+OXWBfo


希「海未ちゃんって、好きな人いるの?」

う「な、なんでいきなりそんな話題なんですか!」
以下略



298: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2015/05/27(水) 01:28:38.02 ID:+D+OXWBfo
希「そっかー...恋愛とか興味ないん?」

う「そういうわけでは...ないと思うんですが、今は他にもっと大事なことがありますから、優先度は低いと思います」

希「それって...スクールアイドルのこと?」
以下略



299: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2015/05/27(水) 01:30:05.05 ID:+D+OXWBfo
希「ほぅ」

う「やっぱ今のなしです!忘れてください!」

希「いやいや、親に似てる人をパートナーに選ぶってよく言うし全然変じゃないよ」
以下略



300: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2015/05/27(水) 01:31:23.07 ID:+D+OXWBfo
希「なんでもええよ?ウチに答えられる範囲なら」

う「はぁ...それじゃあ、好きなお味噌汁の具は何ですか」

希「えっ......えっ?」
以下略



301: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2015/05/27(水) 01:49:28.34 ID:+D+OXWBfo
――


『...み...ん、うみちゃん!』

以下略



302: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2015/05/27(水) 01:57:26.11 ID:+D+OXWBfo
海未『ほのかちゃん?』

穂乃果『あっち!ブランコ空いたよ!』

 穂乃果の指さす方向には、誰かが遊んでいた勢いの残滓で微かに揺れるブランコ。
以下略



303: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2015/05/27(水) 02:01:12.82 ID:+D+OXWBfo
穂乃果『ひゃー!やっぱブランコは楽しいね!』

 穂乃果は立ち漕ぎでぐんぐん速度と振れ幅を上げていく、私は怖くて座り漕ぎしか出来ないので、勢いよくなびく穂乃果の髪を羨みながら横から見上げるばかりだ。

穂乃果『うみちゃん、見てて!』
以下略



304: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2015/05/27(水) 02:04:30.19 ID:+D+OXWBfo
海未『あ、危ないよほのかちゃん!』

 今更である。

 そんな心配も余所に穂乃果は笑顔でブンブンと手を振ってくる、まあ無事ならいいけれど。
以下略



305: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2015/05/27(水) 02:06:16.35 ID:+D+OXWBfo
 ブランコに立ったことが初めてなので揺らし方が分からない、というかこ状態で身動きを取れる余裕がない、変に動いてバランスを崩せば頭からひっくり返ってしまいそうな気がしてならない。

 木に登ったはいいが下りられなくなった猫状態とでも言うのだろうか。

穂乃果『うみちゃんがんばれー!』
以下略



306: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2015/05/27(水) 02:15:17.41 ID:+D+OXWBfo
 その後、私の泣き声を聞きつけた大人によって無事救出された、事情を説明した穂乃果は危ない遊び方をするなとお母さんからこっぴどく怒られたらしい。

穂乃果『ごめんねうみちゃん無理させちゃって、怖かったよね』

海未『あっ......ううん』
以下略



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