過去ログ - 穂乃果「夏色のキセキ」
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60: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2014/10/06(月) 23:14:09.55 ID:sK2MYIBfo
花陽「......かよちゃんはもしかして、自分がみんなの足を引っ張ってる、なんて思ってるの?」

穂乃果「...っ」

 びくりと肩が震える、図星だった、それを見て穂乃果は小さく嘆息する。

花陽「逆に考えたらどうかな、ひとりがみんなの足を引っ張るんじゃない、なにかアクシデントやミスがあってもそれをカバーする為にみんながいるの」

花陽「だって失敗しない人なんかいないんだから、もし失敗した時に一人だったらもうそれは失敗のまま終わりだけど、仲間がいて助け合うことが出来たら、ただ失敗するよりはずっと良いと思わない?」

穂乃果「あっ...」

 花陽の脳裏にある映像が浮かぶ。

 とあるアイドルのステージ、階段で躓いて転びそうになったメンバーを隣にいた仲間が支える、すると舞台の反対側にいた二人も同じように手を取り合うポーズをとった。


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