過去ログ - コナン「結局、どっちなんだよ?」灰原「さあ?どっちかしら?」
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28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/07(火) 23:31:23.13 ID:KhtTgq0/O
灰原「......嬉しいわ。あの日の返事を聞く事が出来て」

灰原「私、幸せよ。お兄ちゃん」

コナン「......じゃあ、俺の気持ちを」

灰原「勿論。受け入れるわ。ただ......」

コナン「ただ?」

灰原「何点か、言わなきゃいけない事があるわ。あなたが感じている疑問も含めてね」

コナン「何点か?何だ?」

灰原「まず......。今の私がどちらの側の心なのかだけど」

コナン「!」

灰原「結論から言うと......。分からないわね」

コナン「は、はぁ?!」

灰原「自分でも本当に分からないのよ。今朝、記憶を失っていた1ヶ月の部分の事も思い出して、何があったか完全に把握はしてるけれど」

灰原「あなたの言い方を借りて、元々の私を灰原。記憶を無くしてた時の私を哀と呼ぶとして......。今の私は、灰原に哀の記憶がプラスされたのか、哀に灰原の記憶がプラスされたのか。分からないの」

コナン「マ、マジかよ?」

灰原「ええ。或いは、2重人格的なモノかも知れない。哀の方の個性もなかなか強かった訳だし。別の人格として残っていても不思議じゃないわ」

コナン「じゃあ、俺の呼び方が安定しないのも」

灰原「ええ。完全に無意識よ。意識して工藤君とお兄ちゃんを使い分けてる訳では無いわ」

コナン「そ、そうなのか......」

灰原「正直、不思議な感覚よ。この1ヶ月の記憶を授業中反復していたけど、もし私が灰原なら顔から火を吹いて死にそうな記憶ばかりだもの」

コナン(だろうな。前のオメーなら絶対しねー事ばかりだからな......)

灰原「でも、嫌じゃない。思い返すだけで笑顔になれる。幸せな気持ちになれる。そう言う点では、哀としてのメンタリティに近いのかもね」

コナン「じゃあ、どちらかと言えば哀よりよいなのか?」

灰原「そうとも言えないわ。だって......。記憶を反復してたら、複雑な感情も芽生えたもの」

コナン「複雑な感情?」

灰原「この際、もう白状するけど......。私は出逢ってからずっとあなたが好きよ」

コナン「!!!」

灰原「出逢ってから......。ずっとあなたを想ってたわ。心の奥で」

灰原「何故と言われても、説明の仕様は無いのだけど......。世に言う、一目惚れかしらね」クスッ


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