過去ログ - 八幡「やはり地球防衛ロボット"ジアース"は間違っている」
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31: ◆WqJdCIH9ivV3[saga]
2014/10/05(日) 16:32:12.68 ID:2pfVXOo3O

そこで、ココペリさんの姿が見当たらないことに気がついた。
平塚先生が探しているようだが、それほど遠くにいるとは考えにくい。

何か急用でもあったのだろうか?

目線をぐるりと回す。
休日ともあって、俺たち以外には誰も人はいないようだ。

ふと材木座と目が合ってしまった。
ロボット談義からそうそう話題が変わり、リア充の空気に取り残されたようだ。

渡りに船、と仲間になりたそうな顔をしている。
が、その表情はすぐ切り替わった。少し首を傾げ、口を開く。

材木座「八幡、我を呼んだか?」

八幡「は? 呼んでねーけど」

材木座「そうか? 材木座義輝という名前が聴こえた気がするのだが……」

八幡「そりゃ気のせいだろ。お前の名前知ってるやつなんて誰もいないし」

なんなら忘れたい。材木座との思い出と存在そのものを頭の中から滅却したいまである。

材木座「であるか……」

ふぬうと顎に指を当てる。なんだか表情がムカつく。どこの信長だ。

これ以上は目に毒だ。是非に及ばず。材木座から視線を剥がした。

空席の椅子とテーブルが上に整然と列をなしていてる。
一見、普通の、何一つ問題の無い光景。

そこに宙を浮いているぬいぐるみさえ無ければ。



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